暑さもなくなり、かといって寒くもなく、秋はとても過ごしやすい季節ですよね。
虫も目につかなくなってくれるし、秋は私の一番好きな季節です(*^-^*)
ですが、肌にとっての秋は‥というと、良い季節ではなさそうです; まぁ加齢肌には良い季節なんてないかもしれませんが、、、。何はともあれ秋は食べ物がより美味しい季節なので、いっぱい食べて栄養をお肌に送ってあげましょう!
ということで、秋の食べ物の中でもエイジングケアに良いとされるものを紹介しようと思います。
エイジング肌に効果あり!秋の食べ物とは
秋といえば、なす です。私の中では(笑)。
実はこの美味しい茄子が、エイジングケアに一役かってくれるんですよ♪
茄子の何がエイジングに有効な成分かというと、紫色の「アントシアニン」というポリフェノールです。なので茄子に限らず、紫色の食材はアンチエイジング効果に期待ができる、ということです。
アントシアニンは抗酸化作用が非常に強いため、老化や病気の原因になる活性酸素を除去してくれるので体内に溜まらず、血行促進もサポートしてくれます。そのため免疫力が上がり、シワやシミなどの改善やハリ、弾力維持にも良いとされ、その結果 美肌へと導いてくれるのです。
さらに、コラーゲンを分解する酵素の働きを抑制する、という働きや、コラーゲン同士の結合を強くする働きも期待できると言われています。糖化反応を防ぐ作用もあるそうです。優れた成分が豊富に含まれているので、少量でも日々摂り続けていきたい食材ですよね。
とっても嬉しいことに、このアントシアニンは熱にとても強い成分なんです。
ですので加熱調理しても成分の質は変わらず、効能はそのまま残ります。また、酸性のものと合わせると赤色となり安定する性質もあるので、調理する際にレモン汁やお酢で色どめしてマリネにするのもイイですね。
ただ、水に溶けやすいという性質があります。水でさらしたり煮物料理はあまりオススメできません。煮物の場合は汁も全部飲む勢いならアリかもしれませんが(笑)。
紫色の食べ物
ナスの他にも紫色の食材はもちろんありますので、ナス嫌いの方も大丈夫です。
- 紫芋
- 紫玉ねぎ
- 紫キャベツ
- ぶどう
- ブルーベリー
- アサイー
紫色の食材って少ないですよね。これぐらいしか思いつきませんでした‥。
アントシアニンの働きをもっと詳しく
アントシアニンはもっと細かく言うと、ポリフェノールに分類される“フィトケミカル”となります。このアントシアニンの種類は なんと1,000以上もあるとのこと。働きも様々あり、抗酸化力にも違いがあります。
例えば 、アサイーのアントシアニンは、主にシアニジンという種類の成分であったり、赤ワインのアントシアニンの種類はマルビジンという成分だったりします。抗酸化力をジアニジンとマルビジンで比べてみると、ジアニジンの方が3倍ある、とも言われています。
秋の食べ物といえばキノコ類も思い浮かべると思いますが、このキノコも実は抗酸化作用が高いんですョ。キノコもアントシアニンのうちのフィトケミカル(ファイトケミカル)が含有されています。なので紫色の食材とともにモリモリ食べて、エイジングケアに繋げていきましょう♪
抗酸化作用のあるポリフェノールと似た働きを持つ成分
ポリフェノールと同じような働きをしてくれる成分に「ルチン」があげられます。ルチン(ビタミンP)にも抗酸化作用があるので、老化などの原因となる活性酸素を除去してくれます。
ルチンが多く含まれている食べ物
たくさんルチンが含まれている食材といえば、蕎麦(そば)です。お蕎麦には抗酸化成分のルチンだけでなく、ミネラルやビタミンも豊富に含まれています。
どうせならルチンを沢山とっておソバを食べたい!という方は、韃靼(だったん)ソバをオススメします。韃靼ソバのルチン含有量は、普通の蕎麦の約100倍なのだそうです。
最後に
秋の肌状態は、夏の間に受け続けた紫外線の影響によって 肌内部のコラーゲンなどにダメージが与えられているためハリ不足を感じたり、シミ、しわ、くすみが目立ってくるといわれています。これから冬に向かって気温も下がり、血液の循環も悪くなりがちです。
ですのでこの秋は、エイジングに欠かせない成分が豊富に入っている「紫色の食べ物」を意識して摂り、おいしくエイジングケアをするのはどうでしょうか^^