30代はお肌の曲がり角と言われ、この年代を境目に肌の皮脂が少なくなっていきます。どのような化粧品を選んでアンチエイジングに取り組んでいったらいいのか、3つのポイントを見ていきましょう。
1つめのポイントは自分の肌質を理解すること
化粧品選びの1つ目のポイントは、自分の肌質をしっかりと理解することです。肌質によって選ぶ化粧品が変わってきます。肌のトラブル別に自分の肌質を理解していきましょう。
顔のてかりやベタつきが気になり、額や鼻がいつもベタついてしまう肌質は脂性肌(オイリー肌)です。余分な皮脂が毛穴に詰まるとニキビなどの肌荒れの原因になります。過剰に分泌される皮脂を取り除き、保湿を行うケアが必要です。肌を引き締める効果があり、さっぱりとした使い心地の化粧水を選ぶ事が大切です。化粧下地については紫外線に強くテカリ防止パウダーや皮脂吸着成分が含まれているものを選ぶといいです。
反対に肌がいつも乾燥してカサカサした状態が続いてる肌は乾燥肌です。肌の水分量が低下して皮脂膜が弱くなっている状態です。セラミドやヒアルロン酸を含んだ高保湿の化粧水を使って保湿することが大切です。化粧下地についても同様です。下地クリームに関しては、カラーコントロールがピンク系統のものを選ぶと、乾燥肌のくすみをカバーしてくれます。
そして、脂性肌と乾燥肌が混ざった肌質を混合肌といいます。混合肌の場合は顔のT字ゾーンに皮脂が出やすく、顎のU字ゾーンは乾燥しやすいといった特徴が見られます。乾燥した部分の保湿を補う為にしっとりした化粧水を選ぶといいです。ニキビ用の化粧水、高保湿の化粧水を使ってその時の肌の状態に合わせて使い分けていくのがいいでしょう。
2つめのポイントは肌を潤す成分や酸化を防ぐ成分を配合したのものを選ぶこと
化粧品選びの2つめのポイントは、ヒアルロン酸、コラーゲン、プラセンタ、ビタミンC誘導体などの成分が含まれたものを選ぶことです。肌の角質が乾燥したり脂質が酸化することを防ぐ効果を含んでいるものを使うと、肌の老化を防ぐことができます。
肌に潤いと透明感を与えるコラーゲンが含まれてるもの、細胞に働きかけて肌を活性化させるプラセンタが含まれているものを選ぶといいでしょう。また紫外線をカットする成分が含まれていることも重要です。
3つめのポイントは透明感のあるファンデーションを選ぶこと
化粧品選びの3つめのポイントは、透明感のある肌に仕上げてくれるファンデーションを選ぶことです。やはりヒアルロン酸やコラーゲンを含み、血色感のある色を選ぶことで若返ったような肌色と質感になります。肌のくすみやシワをカバーしてくれるものを選ぶといいです。
アンチエイジングの為には、肌への負担を減らす為にパウダーファンデとリキッドファンデを併用して使うといいです。リキッドファンデはカバー力はあるのですが、防腐剤などの添加物が含まれているので肌への負担はこちらの方が大きいです。
ナチュラルメイクでも良い日は添加物の少ないパウダーファンデを取り入れるといいでしょう。30代になってくると肌のくすみを隠す為に厚塗りになりがちですが、厚塗りはせずにコンシーラーなどでシミを隠して必要な部分にだけファンデーションを塗るようにします。そうすることで、透明感のある肌に見せることができます。更に美容液を含んだファンデーションはハリや艶をもたらしてくれます。
自分の肌に合った基礎化粧品、化粧品が見つかるといいですよね。