基礎化粧品40代の選び方とライン使いってどうなの?という話
スキンケアの一環として必ずといってよいほど使われているのが“基礎化粧品”ですよね。40代ともなると肌機能は間違いなく衰えているので基礎化粧品はお肌の健康や老化防止のためにも重要なアイテムでもあります。
基礎化粧品の役目とは?
現在では多くの化粧品が販売されていて様々な基礎化粧品があります。あらためて基礎化粧品の役目を考えることはないかもしれませんが今一度理解を高めていただければと思います。
基礎化粧品とは
肌の負担となっているメイクを落とすクレンジング、汚れを落とし肌を清潔にする洗顔、肌を潤わせ次につける栄養成分の浸透を助けてくれる化粧水、栄養を肌に与える美容液、それらの成分が蒸発しないように蓋の役割をする乳液やクリーム。
これらは全部が基礎化粧品の一種です。
基礎化粧品の役目
顔にかかる物理的刺激から保護する役目を持っています。
普段の何気ない生活の中でも常に物理的刺激が顔に悪影響を及ぼしています。外出していなくてもチリや砂など空気中に漂っているものや紫外線、温度や湿度、排気ガスなど皮膚を刺激する要因は沢山あるのです。顔は服をきていないのでそれらの要因をもろに受けてしまいます。
基礎化粧品はそんな皮膚に水分を補いハリのある健康的な肌を目指してケアしてくれ、そして保護してくれるのです。
肌は傷ついた皮膚や古くなった皮膚を垢として落とし、新しい皮膚を再生していますが、加齢とともにその働きは衰えてきます。垢を落とすことも、新しい皮膚を作り出すこともできなくなればたるみシワしみといったガサガサの老化肌へとまっしぐらです。基礎化粧品はそんな皮膚の再生の手助けもしてくれるのです。
たるみ等の老化肌を避け、肌を整えるのに必要なことは 生活習慣や食生活を見直すことは勿論、適切な基礎化粧でのケアも非常に大切なこととなります。
基礎化粧品の選び方~ライン使いは必要?
品質の良い化粧品は安価ではないため基礎化粧品を一式取り揃えるとなると結構な出費となりますよね。とりわけアンチエイジングの化粧品は高価です。ですが基礎化粧品の大本の役割は“汚れを落として潤いを保つ”ことなので それさえできれば化粧品の数やライン使いは気にする必要はないでしょう。
それぞれの用途を果たしていれば良いのです。例えばクレンジング剤ですが、本来の目的は“メイクを落とすこと”です。なので美肌成分や保湿成分はの入っている物は個人的には必要ないと思っています。
そもそもクレンジング剤は界面活性剤など肌に悪影響を及ぼすものが入っているため、それらを肌に浸透させないためにも分子が大きく作られています。よって美肌成分や保湿成分も肌に浸透するものではありません。実際に昔使っていたことがありましたが何の効果も感じることができませんでした。そんな感じで用途を満たしているものだけに絞っていけば、随分と価格を抑えることができます。
化粧水は必要?役割と効果について
化粧水の役割は肌に水分を与えること、とよく言われていますが、化粧水は意味がないとも言われています。例えばアメリカでは化粧水というものがありません。トナーと呼ばれるものはありますが、日本でいう化粧水とは役目が違います。“肌を整えるケア”として使用されています。
※トナーの使い方は、洗顔後、コットンにとってふき取るというもの。毛穴を引き締めて肌を整えるタイプや角質除去して肌を整えるタイプなどがあります。
ある美容家の方が「化粧水は肌を湿らせて次の美容液などの有効成分を肌に浸透しやすくするためのもの」と言っておられました。個人的にはこの理屈が私の乾燥肌には当てはまっている気がしますが、化粧水を使うか使わないかはアナタの肌と相談するのが一番ベストかと思います。
基礎化粧品では保湿がポイント
肌のうるおいを保とうと化粧水や美容液をたっぷりと使ったとしても、その水分が蒸発してしまっては無意味です。水分の蒸散を防ぐために皮脂膜を作り、肌に化粧品の成分を留める働きをしてくれるのが美容液や乳液、クリームです。
基礎化粧品は外部からの刺激から角質層を守ってくれるバリア機能の働きをしてくれます。水分が少なく保湿力の弱い角質層は剥がれやすくなり、剥がれた角質層は増々保湿力が弱くなるのでバリア機能も衰え肌荒れの原因となっていきます。
では、バリア機能の働きがあり肌の乾燥を防いでくれているのは何かと言うと、角質層の細胞間にあるセラミドとなります。
セラミドが配合されている基礎化粧品は高い保湿力を持っているので、乾燥が酷い方は選ぶ基準にされてみてください。セラミドにも種類が色々ありますがヒト型セラミドが含有されているものをお薦めします。
コラーゲンやヒアルロン酸が配合されている基礎化粧品も、肌の保湿力を高めてくれ弾力性も高めます。肌に染み込ませた水分を蒸散させないようにしなければならない40代の基礎化粧品選びのポイントは保湿となります。
液状タイプやクリームタイプなど種類も多数ありますが、基礎化粧品は種類や数ではなくてアナタの肌に合っているかどうかが一番大事なことなのです。
自身の肌質をよく理解し、雑誌やCMなど宣伝広告に乗ってしまわないようにしてください。また配合成分や効果効能をちゃんと理解してから使うことも大切です。将来のアナタの肌を思い描きながら良い化粧品を選んでみてくださいね。基礎化粧品の力をかりて肌本来が持っている機能を正常化し健康的な美肌を復活させ維持してきましょう。
【え!?】エイジングケアの化粧品は40代からが大事な3つの理由
若い頃は美しかった肌も40代を過ぎると肌が衰えてくることで乾燥やたるみ、しみなどが目立ち始めます。それらを防ぐにはアンチエイジングの化粧品を使うことが大事になってきます。
その1 乾燥しやすい肌はターンオーバーが乱れているかも!
皮膚は表皮、真皮、皮下組織からなり表皮の部分は絶えず入れ替わっています。この肌の生まれ変わりをターンオーバーといいます。ターンオーバーは年を取るほど時間がかかり、40代になると45日前後かかるといわれています。不規則な生活や間違った肌の手入れなどでターンオーバーが乱れると肌の乾燥の原因となるのです。また肌の水分量も年齢と共に減少し、そのことも40代からの乾燥肌の原因といえます。
乾燥肌に必要なのは保湿になります。ヒアルロン酸やグリセリンなどの保湿力の高い成分が入った化粧品を使うことが大切です。また日焼けは肌のターンオーバーが乱れる原因となるので、日焼け止めや紫外線カットの効果のある化粧品を使うように心がけましょう。
その2 女性ホルモンは肌のたるみにも関係している
女性ホルモンのエストロゲンはコラーゲンや肌に弾力やハリを与えるヒアルロン酸を増やす働きがあります。そのため40代になりエストロゲンが減少するとハリや弾力も失われたるみ易くなってしまいます。
また皮膚の真皮にはエラスチンという成分が存在します。エラスチンは繊維状のたんぱく質でコラーゲン同士をくっつけて網目状にする働きがあります。成長と共に増えていくエラスチンは20代で一番増えますがその後減少していき、40代になるとかなり少なくなり肌のたるみを引き起こします。
肌のたるみ防止の成分としてレチノールやビタミンC誘導体などがあります。これらの成分はコラーゲンやエラスチンなどを作る細胞を活性化するので肌のたるみを防ぐことができます。
その3 40代から気になるしみができる原因
しみの主な原因は紫外線です。紫外線を浴びると肌を守る為にメラニンという色素成分が大量に作られます。作られたメラニンは肌のターンオーバーにより皮膚の表面に上がってきます。ターンオーバーの周期が乱れるとメラニンの排出が遅れいつまでもしみとなって残るのです。また紫外線以外にも摩擦などの刺激でもメラニンは生成されます。クレンジングや洗顔の際に強くこすることはしみの原因となるので気を付けましょう。
しみの原因となるメラニンの生成を抑制する効果のある成分としてアルブチンや、普通のビタミンCより浸透し易いビタミンC誘導体があります。40代は肌の衰えが気になり始める世代です。自分の気になる症状に合わせた有効成分が入っている化粧品を使うことにより、美しい肌を保つことができアンチエイジング効果が期待できます。
40代のアンチエイジングはオーガニックのスキンケアが良い理由
年を重ねるとどうしても肌トラブルが多くなってきます。アンチエイジングをするためには、スキンケアをする必要がありますが、肌トラブルを改善するにはオーガニックなど肌に優しいものを選ぶことが大切です。
加齢による肌トラブル
自分では若いと思っているつもりでも、肌はどうしても年齢が出てきてしまいます。加齢とともに肌トラブルは様々なことが起こりますが、それを予防したり改善していくためにはスキンケアが重要となってきます。
年を重ねると現れるのがエイジングサインです。アンチエイジングするためにも、このエイジングサインを見逃さないようにすることが大切です。エイジングサインが出るということがエイジングケアを始めるタイミングとも言えます。
具体的なエイジングサインとしては、毛穴が縦長になったり、口元や目元に小じわができる、頬が下がったように感じる、ファンデーションが浮いたり口角が下がる、きちんとスキンケアしたつもりでも数時間経つと乾燥する、シミが増えたように感じたときなどに注意が必要となります。
このようなエイジングサインの原因は、肌の乾燥によるものが多いとされています。これまでの紫外線によるダメージや肌への負担などが肌の潤い成分を減らすことによって、肌のバリア機能が弱まることで水分が蒸発しやすくなり乾燥につながっていきます。
そうなると小じわが増えたり、たるみやハリがなくなるなどの問題が出てきてしまい肌トラブルになります。そうならないためにもアンチエイジングできるスキンケアは重要です。
オススメのオーガニック成分
肌につけるものですので、肌に優しいものを使いたいという場合にはオーガニックのものがオススメです。アンチエイジングのスキンケアに向いているオーガニック成分は様々なものがあります。
具体的なものとしては、まず「ダマスクローズ」が挙げられます。肌を若返らせる成分があるとされている成分です。
「ローズマリー」は肌の老化につながる酸化を防ぐ働きがあり、「月桃」に含まれるカワインという成分がコラーゲンやヒアルロン酸の分解を防いで、「ネロリ」が肌を再生する機能を高めて、「ゼラニウム」は血行促進効果や老廃物を排出する効果があるとされています。
他にも細胞促進効果のある「プラセンタエキス」、メラニンの抑制をしてターンオーバーを整える「カモミールジャーマン」などがあります。アンチエイジングを目的にオーガニックスキンケアを選ぶ場合には、このような成分が配合されているものがオススメです。
オーガニックスキンケアの選び方
オーガニックのスキンケアにこだわりたい場合には、選び方が重要となってきます。
まずメーカーが何を基準にオーガニックとしているのかを説明を読んで理解します。こだわった製品である場合にはパッケージやホームページなどで、詳しく説明しており、納得した上で購入することが大切です。
認証機関の認証を得ているかをチェックするのも良いとされています。オーガニックコスメは世界的な基準がないのが現状ですが、認証機関はたくさんあるためそれを基準に選んでいきます。
また、実際に使ってみて使いやすさやな肌なじみなどもきちんとチェックします。
オーガニックが効果的な理由
アンチエイジングにオーガニックスキンケアが有効な理由は様々なものがあります。オーガニック栽培された植物の成分は通常の栽培された植物よりも、抗酸化力や活性力が強いことがわかっています。抗酸化力などが強ければアンチエイジングにも効果的です。
また、オーガニック成分なら肌本来の力を取り戻すことができ、肌自身が肌を潤わせようとします。香りも自律神経や女性ホルモンのバランスを整える効果があるため、体の内側からのケアにもつながります。
アンチエイジングに効果的なオーガニックスキンケア
アンチエイジングにはオーガニックスキンケアが有効です。さまざまな成分がアンチエイジングに有効で、抗酸化力などが高く、肌本来の機能を高める効果などもあります。選ぶときには、何にこだわっているのか、認証機関のマークがあるかなどをチェックして選んでいきます。
【徹底解説】40代女子はエイジングケア化粧品を使うべき3つのワケ
エイジングケアが本格的に必要になる40代では、毎日利用する化粧品の選び方一つで肌の調子も変わって来ます。日々のスキンケアを見直し、続けて行くことが大切になります。
無理が利かなくなるからこそ、地道な積み重ねが大切です
20代や30代といった時にも、肌の不調やエイジングサインを感じることはあります。けれど、それまでと同じケアでは、効果が感じられなくなるのが40代です。20代や30代の時と比べ、大きな違いとなってくるのは、やはり表面的な部分ではなく、体の内部になります。
代謝が落ちてきたり、ホルモンバランスが崩れたり、肌と言った見えているところだけでなく、体の内部でもしっかりとエイジングが始まり、無理が利かなくなってくるのが40代です。週に1回、月に1回といった集中ケアは効果的ですが、それだけで良い状態を維持することは、とても難しくなります。
根本的にエイジングを遅らせようと考える場合、やはり集中ケアと並行して、毎日のスキンケアをしっかりと行うことが欠かせません。日々、積み重ねる様に、エイジングケアをした方が効果的ですから、デイリースキンケアをしっかり見直し、エイジングケア化粧品を利用することがとても大切になります。
肌本来の力が落ちてくるからこそ、適切な商品選びが欠かせません
健康な肌は、水分と油分のバランスがとれており、潤った状態を保てるので、肌トラブルにも抵抗力を発揮することが出来ます。けれど、40代になると、水分と油分の両方が減ってしまい、肌は乾燥しがちになります。そこで、大切になるのが水分と油分を補うことです。
けれど、単に水分や油分を与えたからといって、40代の肌では、肌本来の力が落ちていますので、奥まで成分を浸透させたり、しっかりと内側から保湿させることは出来ません。そのために利用したいのが、エイジングケア化粧品です。成分を内部まで浸透させやすい工夫をしていたり、保湿成分が多く含まれていたり、エイジングサインが出てきた肌を助けるための商品なので、しっかりと効果を発揮してくれます。
また、必要な所に必要な成分を届けてくれますので、肌が必要以上に頑張ることを防ぎ、負荷がかかり過ぎないよう補助してくれるとも言えます。肌本来の力が落ちてくる40代ですから、より効果的な商品を使うことが大切です。
40代でのエイジングケアが10年後の肌の状態を左右します
20代、30代と比べると、本格的にエイジングケアの必要性を感じ始めるのが40代ですが、広い視野で考えると、まだまだエイジングケアは始まったばかりと言えます。残念ながら、エイジングケアには終わりがありません。一日一日と時を重ねて行くことになり、若返ることはありませんから、如何にエイジングを遅らせるかといった点がポイントになります。その際、現時点だけに焦点を当てるのではなく、その後に控える50代や60代も視野に入れておくことがとても大切になります。
40代の内からしっかりとエイジングケアをし、エイジングを遅らせることが出来れば、先に続く50代、60代になった時の肌の状態が大きく変わるのは言うまでもありません。10年、20年先の肌のことも考え、早い段階から効果的なエイジングケアをすることが、とても大切になります。
【検証】40代からの肌のたるみに天然成分の化粧水は効果があるのか?
40代になって、肌のたるみが気になるという人も多いのではないでしょうか。肌の老化対策として重要なのが適切なスキンケアです。40代に天然成分の化粧水は効果があるのか見ていきましょう。
天然成分で肌に優しいので継続して使い続けることができる
40代になると、肌のコラーゲンやヒアルロン酸の量はどんどん減ってしまいます。その上更年期も訪れて女性ホルモンが崩れて、肌の状態も悪くなりがちです。しっかりケアをしなければ、肌のたるみは悪化するばかりでしょう。
そんな40代のアンチエイジング対策は、肌に良いことを継続することが何より重要です。例えば高価な美容液の場合、高価すぎて経済的に負担になり使い続けることが無理になる場合がありますよね。それではあまり意味がありません。肌に良いものであれば、毎日ずっと使い続けることで肌の老化を抑えることができるのです。
天然の化粧水は、肌に優しい成分を使用しています。肌がデリケートな人でも、天然成分なので安心してずっと使うことができるでしょう。肌への負担を感じることなく継続して使いやすいという点において、天然の化粧水は40代の肌のたるみに効果があると言えます。
不足している保湿・保水成分を天然化粧水で補給できる
人間の体内には、元々コラーゲンやヒアルロン酸が存在しています。コラーゲンは保湿成分でありヒアルロン酸は保水成分で、どちらも肌の調子を整えるためには欠かせません。ところが40代にもなると、体内のコラーゲンやヒアルロン酸は減ってしまいます。老化により美肌成分が減少することで、肌は乾燥しやすくなりその結果たるみも目立ってくるのです。
たるみを防ぐためには、しっかりと肌を保湿すること、たっぷりの水分を与えて潤すことが重要になってきます。化粧水にはコラーゲンやヒアルロン酸といった保湿・保水成分が含まれています。安心して使える天然の化粧水であれば、たっぷりと肌に付けることができるはずです。
これらをこまめに肌に補給することで乾燥を防ぎ、肌のたるみ予防にもつながるでしょう。
洗顔後が特に、肌は乾燥しやすくなります。洗顔後は少しでも早く化粧水で肌を潤すように心がけたいものですね。
肌のハリを回復させてくれる成分が含まれているものを選ぼう
肌のたるみを回復させるためには、コラーゲンやヒアルロン酸などの保湿・保水成分のほかに、ハリを取り戻す成分が入っている化粧水が望ましいでしょう。例えばレチノールやセラミド・ビタミンCなどが挙げられます。
天然化粧水の成分に、こうしたハリ成分が配合されているものが、よりいっそう肌のたるみには効果的と言えます。天然の化粧水はパラベンや香料などの化学成分が入っていないので、肌への刺激が少ないというメリットがあります。けれども中には美肌のために重要な成分までも配合されていない化粧水もあるので、購入する際にはよく成分表を見て選ぶことが大切ですね。