お盆 季節行事

お盆に精進料理を供える意味と由来

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8月中旬になるとお盆休みが始まります。
田舎へ帰省する人、お墓参りに行く人は少なくありません。

そんなお盆には、いったいどんな意味や由来があるのでしょうか。

また地方によっては、お盆に精進料理を供えますが、
それにはどんな意味があるのでしょう。



お盆との意味と由来

お盆とは、先祖の霊魂を供養するための行事です。

仏教思想の中では、お盆の期間中に先祖の魂が
家族や子孫のもとに帰ってくると信じられています。

お盆の入りに迎え火を焚いて先祖を迎え、
盆があけると送り火を焚いて先祖を送り出します。

お盆は旧暦の7月15日頃(現在の8月15日頃)に始まります。

江戸時代に、小正月と盆の2回、
商家が奉公人たちに休みを与えて帰省させた習慣が今でも残り、
お盆の時期になると大勢が実家へ帰省します。

 

お盆に精進料理を供えるのは

仏教の教理の中に「五戒」という教えがあります。
これは、生き物の殺生を禁じる教えです。

なのでお盆の期間中は、この教えにのっとって、
肉や魚をつかわずに作る精進料理を盆棚に供えます。
これを「霊供膳(りょぐぜん)」と呼びます。

和食の基本である出汁にも動物性の材料を使えないので、
昆布、干しシイタケなどで出汁をとります。

食材となるのは、野菜、豆類、豆腐、高野豆腐、湯葉、海藻類、穀類。
さらに、ゴマやクルミなどで脂肪の旨みも加えます。

お盆の期間中は、1日3回精進料理を供えて、家族も同じものを食べます。
お盆に頂くのは二汁五菜です。
さらに、先祖へのお土産として白玉団子を用意します。

盆の入りに供える白玉団子は「お迎え団子」、
盆の最中に供えるのは「おちつき団子」、
盆明けに供えるものを「送り団子」と呼びます。

さらに、15日のお昼には、そうめんを盆棚へ供えます。
そうめんを供える意味については諸説ありますが、
そうめんは細く長いので幸せが永く続くようにという願いをこめたものだとか、
先祖が帰るときの馬の手綱や荷綱としてつかってもらうためなどの説がありますが、
本当のところは分かっていません。


お盆のおすすめ精進料理

田舎の方のお宅では、お盆には親族が集まるという家も多いもの。
山菜おこわ、刺身を使わないちらし寿司、きのこの炊き込みご飯、がんもどきや高野豆腐の炊き合わせ、
根菜の煮物、けんちん汁、きんぴらごぼう、山菜のてんぷら、胡麻豆腐、大根ときゅうりの酢の物、
ナスのみそ炒め、白和え、かぼちゃと小豆のいとこ煮などの精進料理、
お子さんも集まるなら野菜のバーニャカウダーや野菜の串揚げなども喜ばれるでしょう。


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