コラーゲンはたるみに効果ある?飲んでもつけても意味なしってホント?
コラーゲンが肌に良いというのは もはや有名な話ですよね。
コラーゲンを摂ると肌に弾力が生まれハリがでて、そしてシワやたるみを飛ばしてくれる♪なんて個人的には思っていましたが、似たようなイメージをアナタもお持ちではないでしょうか?
はい。そのイメージは間違ってはいないので安心してください。
「じゃあこのたるみ肌の改善に向かってコラーゲンを摂っていきたいんだけど、コラーゲンって飲んでもつけても意味がないっていうのは本当のところどうなの?」
と疑問を持った方もおられるかもしれません。そのあたりを美容専門医が言っていたことをお伝えしていこうと思います。
コラーゲンは飲んでもつけても意味はある!?
コラーゲンを飲んでもつけても意味がない、なんてことはありません。意味はあります。
コラーゲンを飲む場合
まず、飲んでも意味がないと言われている理由は、コラーゲンは体内に入るとアミノ酸に分解されてしまうからです。ですが最近ではコラーゲンを摂ることによって体内でコラーゲンを生成する働きが刺激されて高まるということが分かったそうです。
あと、低分子のコラーゲン(コラーゲンペプチド)を摂取することによって、全部がアミノ酸には分解されず一部だけはコラーゲンペプチドのまま吸収されるという事もわかってきています。例えばラットでの実験データですと、皮膚や骨などにコラーゲンペプチドが運ばれたのは食べさせた30分後だと出ています。
さらにコラーゲンペプチドは、コラーゲンの成分になるだけではなくコラーゲンを作り出す線維芽細胞にも働きかけているのではないかとも言われています。
線維芽細胞とは何か と言いますと、肌のハリや弾力の成分、いわゆるコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸といったすべてを作っている細胞となります。ですので沢山のコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸を生成するには線維芽細胞を活性化させれば良いということになりますね。
コラーゲンを肌につける場合
肌につけても意味がないと言われている理由は、分子が大きいので肌に浸透しないからということ。
コラーゲンのある場所は真皮ですので、外側から化粧品として塗ったとしても肌の奥へは届かず、コラーゲンを補うことはできないでしょう。まぁコラーゲンに限らず化粧品の成分というのは真皮までは浸透しないものですけどね。
では、コラーゲンを肌につけても意味がないの?と思ってしまいそうですが、意味はちゃんとあります。
肌につける場合のコラーゲンの働きは、保湿です。しっかりと角質層を潤していれば肌のバリア機能やターンオーバーが正常化するので、真皮を保護することにも結果的には繋がっていきます。
化粧品のコラーゲンも飲む場合と同様で低分子コラーゲン(加水分解コラーゲン)が良いかもしれません。低分子だとしっかり角質層まで浸透してくれて水分を保ってくれます。
しっかりと保湿されている肌の状態を維持できればハリやツヤがよみがえり、たるみの改善にも一役かってくれます。それに伴い乾燥によるシワ、ほうれい線なども目立たなくなりますよね。ほうれい線は保湿をしっかりして乾燥を防げれば目立たなくすることが出来ます。コラーゲンは優れた保湿成分となりますのでエイジングケアには有り難い成分です。
最後に
加齢していくと否応なしにコラーゲンは衰えていったり減っていったりします。
肌を構成してくれるコラーゲンですが、肌だけではなく骨や血液も作ってくれるカラダにはなくてはならない栄養素です。
確実にピンポイントで手軽に摂れるのはやはりサプリメントです。
エイジングケアとして摂取する場合は、低分子、無添加、高品質のコラーゲンを選んでくださいね。
ちなみに私が飲んでいるのはこのコラーゲン。安いです(笑)。今まで飲んだことがあるコラーゲンの中で一番安くて一番実感できたものです。
ビタミンCと一緒に摂ると、アミノ酸に分解してしまったコラーゲンもまたコラーゲンとして生成されます(*^▽゚)b
肌のたるみがほうれい線を作るって!?
ほうれい線ってシワじゃないの!?って思っている方は少なくないかもしれません。かく言う私もシワだと思っていました。
ほうれい線とは
ほうれい線とは小鼻から口元にかけて伸びた肌の溝のことを指します。
頬と口元の境界にあたりますが、医学では「鼻唇溝(びしんこう)」と呼ばれています。確かにシワであることも間違いないのですが、ほうれい線が出てくる原因は肌のたるみ・頬のたるみとなります。
ほうれい線はたるみが原因
加齢とともにほうれい線が気になってくるのは、年を重ねるごとに肌のたるみが進行しているからです。
ではどうして肌がたるんできてしまうのか!?と言えば、
ひとつの要因は「真皮が衰えてくる」からです。真皮を構成しているコラーゲンやエラスチン、線維芽細胞が加齢とともに減少したり変性してしまったりするからです。コラーゲンはその中で約70%、エラスチンは2~3%程を占めており、肌のハリや弾力の源となっています。
そんなわけでコラーゲンは日頃から食事やサプリで摂取することを心がけてくださいね。顔だけではなく、全身のアンチエイジングには必須の栄養素です。サプリで摂る場合は、低分子で高品質、そして無添加のものをチョイスすることをお忘れなく^^
真皮の衰えの原因は年齢だけではありません。
- 肌の乾燥
- 紫外線
- 喫煙
- 睡眠不足
- 食事の偏り
- むくみ
- 肌の糖化・酸化
- ストレス
などが挙げられます。
そして「皮下組織、皮下脂肪の衰えや肥大化」、「表情筋の衰え」も肌のたるみの大きな要因のひとつとなっています。
さらに、口周りの肌はとてもデリケートなのでダメージを受けやすい部位となります。例えば、食事をしたり口紅などのメイクや紫外線などのいろんな刺激を受けて、乾燥などの肌トラブルや老化を招きやすくなっているんです。
また、ほうれい線だけが“肌のたるみが原因”となっているワケではありません。ゴルゴライン(ミッドチークライン)やマリオネットライン、たるみ毛穴、目の下のクマなども肌のたるみが原因となっている場合が大です。
肌のたるみの初期症状とは
肌のたるみの初期症状といえば、たるみ毛穴です。
たるみ毛穴とは、肌の老化によって目立ってくる縦長や涙型の毛穴のことです。
「若いころは気にならなかった毛穴が年齢とともに目立ってきた!」
「毛穴と毛穴がくっついているような感じがする‥」
など、そう思われているのなら それはたるみ毛穴の可能性が大きいです。そう感じているアナタはすぐにエイジングケアを始めましょう。
ほうれい線ケアは早く始めることに越したことはありません!
まだほうれい線が目立っていない状態でエイジングケアを始められても全く問題なく、むしろ対策を早く行っていくことが大切です。
また、上記の他にもほうれい線を悪化させてしまう原因はあります。
過度のダイエットやマッサージ、パッティングもNGです。猫背も悪いですね。前に首を突き出す姿勢になるので顔の皮膚が下に引っ張られる格好となるので顔のたるみの原因になりやすいからです。
あとは食べ物を噛むとき、片側でばかり噛んでいたら表情筋のバランスが崩れ骨格の歪みに繋がってしまいます。それと同じ意味では歯並びが悪いのもよくありません。
意外かもしれませんが、骨粗鬆症もほうれい線の原因となります。
骨が痩せてしまうので顔にたるみが起こり、ほうれい線が目立ってしまいます。アメリカの医学論文で、骨粗鬆症による頭蓋骨の崩れが、ほうれい線、目の下のたるみ、マリオネットラインに悪影響を与えるという事が諷示されています。
ほうれい線は遺伝も関係してきます。
どういうことかと言うと、肌質や骨格、顔の形、歯並び、筋肉などは遺伝で引き継がれるそうです。ほうれい線じたいが遺伝するのではなく、ほうれい線ができやすい肌質や体質が遺伝されるため、結果的に遺伝がほうれい線の原因になる、ということです。
ほうれい線ができやすい顔立ちは?
- 目鼻立ちがハッキリしていて頬骨が高い人
- アゴが細く筋肉や脂肪が少ない華奢な骨格の人
- 丸顔で皮下脂肪が頬に付きやすい人
などが挙げられています。
肌のたるみやほうれい線に限ったことではありませんが、エイジングケアを行うのはアンチエイジングの化粧品を使って外側だけ老化対策をするのではなく、内側からもケアすることが大事になってきます。食生活や生活習慣が乱れている方はこれを機に是非見直してみてください。
肌のたるみの原因に!?エイジングケアに不必要な成分とは
肌のたるみや乾燥などの老化原因を、もしかしたらアナタはわざわざ作り出しているかもしれません(>_<)。その原因が、毎日せっせと行っているエイジングケアの化粧品に入っていたら…?考えただけでも恐ろしいですよね。
その成分は肌の老化を早め、使えば使うほどシワ、シミが増えていき肌のたるみを発生させてしまう‥という流れを作ってしまいます。
この成分は何かと言えば、以前の「表示指定成分」で現在は旧表示指定成分と呼ばれているものです。
「(旧)表示指定成分」とは、アレルギーなどの皮膚障害を起こす可能性のある成分について、私たち消費者がその利用を避けることを目的として厚生省によって化粧品への表示が義務付けられていたものです。その対象となった成分は約100種類ですが、現在は全成分表示となってしまい危険な成分の区別が難しくなっています。
実はもともと丈夫な肌なのに、(旧)表示指定成分配合の化粧品を使っているせいで知らず知らずのうちに皮膚細胞にダメージを与えてしまっている、という方は意外と多いようです。
アナタの今使っているアンチエイジングの化粧品は大丈夫ですか?成分名が表記されているところを今一度チェックされてみてください。
旧表示指定成分での表示名称 | 全成分表示での表示名称 | 主な用途 |
---|---|---|
安息香酸及びその塩類 | 安息香酸及び安息香酸○ | 防腐殺菌剤 |
イクタモール | イクタモール | 収れん剤 |
イソプロピルメチルフェノール | シメン-5-オール | 防腐殺菌剤 |
ウンデシレン酸及びその塩類 | ウンデシレン酸及びウンデシレン酸○ | 防腐殺菌剤 |
ウンデシレン酸モノエタノールアミド | ウンデシレナミドMEA | 防腐殺菌剤 |
エデト酸及びその塩類 | EDTA及びEDTA―○ | 金属イオン封鎖剤 |
塩化アルキルトリメチルアンモニウム | ベヘントリモニウムクロリド | 界面活性剤(帯電防止剤) |
塩化ジステアリルジメチルアンモニウム | ジステアリルジモニウムクロリド | 界面活性剤(帯電防止剤) |
塩化ステアリルジメチルベンジルアンモニウム | ステアラルコニウムクロリド | 界面活性剤(帯電防止剤) |
塩化ステアリルトリメチルアンモニウム | ステアルトリモニウムクロリド | 界面活性剤(帯電防止剤) |
塩化セチルトリメチルアンモニウム | セトリモニウムクロリド | 界面活性剤など |
塩化セチルピリジニウム | セチルピリジニウムクロリド | 界面活性剤(防腐殺菌剤) |
塩化ベンザルコニウム | ベンザルコニウムクロリド | 界面活性剤(防腐殺菌剤) |
塩化ベンゼトニウム | ベンゼトニウムクロリド | 界面活性剤(防腐殺菌剤) |
塩化ラウリルトリメチルアンモニウム | ラウリルトリモニウムクロリド | 界面活性剤 |
塩化リゾチーム | 塩化リゾチーム | 酵素類 |
塩酸アルキルジアミノエチルグリシン | アルキル(C12-14)ジアミノエチルグリシンHCl | 界面活性剤(防腐殺菌剤) |
塩酸クロルヘキシジン | クロルヘキシジン2HCl | 防腐殺菌剤 |
塩酸ジフェンヒドラミン | ジフェンヒドラミンHCl | 消炎剤 |
オキシベンゾン | オキシベンゾン-3 | 紫外線吸収剤、安定化剤 |
オルトフェニルフェノール | フェニルフェノール | 防腐殺菌剤 |
カテコール | カテコール | 抗酸化剤など(医薬部外品の染毛剤やパーマ剤にのみ使われる) |
カンタリスチンキ | マメハンミョウエキス | 毛根刺激剤 |
グアイアズレン | グアイアズレン | 紫外線吸収剤、消炎剤 |
グアイアズレンスルホン酸ナトリウム | グアイアズレンスルホン酸Na | 消炎剤 |
グルコン酸クロルヘキシジン | グルコン酸クロルヘキシジン | 防腐殺菌剤 |
クレゾール | クレゾール | 防腐殺菌剤 |
クロラミンT | クロラミンT | 防腐殺菌剤 |
クロルキシレノール | クロルキシレノール | 防腐殺菌剤 |
クロルクレゾール | クロルクレゾール | 防腐殺菌剤 |
クロルフェネシン | クロルフェネシン | 防腐殺菌剤 |
クロロブタノール | クロロブタノール | 防腐殺菌剤 |
5-クロロ-2-メチル-4-イソチアゾリン-3-オン | メチルクロロイソチアゾリノン | 防腐殺菌剤 |
酢酸dl-α-トコフェロール | 酢酸トコフェロール | 抗酸化剤など |
酢酸ポリオキシエチレンラノリンアルコール | 酢酸ラネス-9,酢酸ラネス-10 | 界面活性剤 |
酢酸ラノリン | 酢酸ラノリン | 基剤 |
酢酸ラノリンアルコール | 酢酸ラノリル | 基剤 |
サリチル酸及びその塩類 | サリチル酸○ | 防腐殺菌剤 |
サリチル酸フェニル | サリチル酸フェニル | 紫外線吸収剤 |
ジイソプロパノールアミン | DIPA | 中和剤 |
ジエタノールアミン | DEA | 中和剤 |
シノキサート | シノキサート | 紫外線吸収剤 |
ジブチルヒドロキシトルエン | BHT | 抗酸化剤 |
1,3-ジメチロール-5,5-ジメチルヒダントイン(別名:DMDMヒダントイン) | DMDMヒダントイン | 防腐剤 |
臭化アルキルイソキノリニウム | ラウリルイソキノリニウムブロミド | 界面活性剤(防腐殺菌剤) |
臭化セチルトリメチルアンモニウム | セトリモニウムブロミド | 界面活性剤 |
臭化ドミフェン | 臭化ドミフェン | 界面活性剤、防腐殺菌剤 |
ショウキョウチンキ | ショウキョウエキス | 毛根刺激剤 |
ステアリルアルコール | ステアリルアルコール | 基剤・乳化安定助剤 |
セタノール | セタノール | 基剤・乳化安定助剤 |
セチル硫酸ナトリウム | セチル硫酸Na | 界面活性剤 |
セトステアリルアルコール | セテアリルアルコール | 基剤 |
セラック | セラック | 皮膜形成剤 |
ソルビン酸及びその塩類 | ソルビン酸及びソルビン酸○ | 防腐殺菌剤 |
チモール | チモール | 防腐殺菌剤 |
直鎖型アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム | ドデシルベンゼンスルホン酸○ | 界面活性剤(洗浄剤) |
チラム | チラム | 防腐殺菌剤 |
デヒドロ酢酸及びその塩類 | デヒドロ酢酸○ | 防腐殺菌剤 |
天然ゴムラテックス | ゴムラテックス | 基剤・接着剤 |
トウガラシチンキ | トウガラシエキス | 毛根刺激剤 |
dl-α-トコフェロール | トコフェロール | 抗酸化剤など |
トラガント | トラガント | 増粘剤 |
トリイソプロパノールアミン | TIPA | 中和剤 |
トリエタノールアミン | TEA | 中和剤 |
トリクロサン | トリクロサン | 防腐殺菌剤 |
トリクロロカルバニリド | トリクロカルバン | 防腐殺菌剤 |
ニコチン酸ベンジル | ニコチン酸ベンジル | 消炎剤 |
ノニル酸バニリルアミド | ヒドロキシメトキシベンジルノナミド | 毛根刺激剤 |
パラアミノ安息香酸エステル | ○PABA | 紫外線吸収剤 |
パラオキシ安息香酸エステル | パラベン | 殺菌防腐剤 |
パラクロルフェノール | クロロフェノール | 防腐殺菌剤 |
パラフェノールスルホン酸亜鉛 | フェノールスルホン酸亜鉛 | 収れん剤 |
ハロカルバン | クロフルカルバン | 防腐殺菌剤 |
2-(2-ヒドロキシ-5-メチルフェニル)ベンゾトリアゾール | ドロメトリゾール | 紫外線吸収剤 |
ピロガロール | ピロガロール | 色材原料、防腐殺菌剤(医薬部外品の染毛剤やパーマ剤のみに使える) |
フェノール | フェノール | 防腐殺菌剤 |
ブチルヒドロキシアニソール | BHA | 抗酸化剤 |
プロピレングリコール | PG | 保湿剤など |
ヘキサクロロフェン | ヘキサクロロフェン | 防腐殺菌剤 |
ベンジルアルコール | ベンジルアルコール | 調合香料の原料など |
没食子酸プロピル | 没食子酸プロピル | 抗酸化剤 |
ポリエチレングリコール(平均分子量が600以下の物) | PEG-○ | 基剤 |
ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸塩類 | ラウレス硫酸○ | 界面活性剤 |
ポリオキシエチレンラノリン | PEG-○ラノリン | 界面活性剤 |
ポリオキシエチレンラノリンアルコール | ラネス-○ | 界面活性剤 |
ホルモン | エストラジオール、エストロン(エチニルエストラジオール) | ホルモン |
ミリスチン酸イソプロピル | ミリスチン酸イソプロピル | 基剤 |
2-メチル-4-イソチアゾリン-3-オン | メチルクロロイソチアゾリノン | 殺菌防腐剤 |
NN”-メチレンビス(N’-(3-ヒドロキシメチル-2.5-ジオキソ-4-イミダゾリジニル)ウレア)(別名:イミダゾリジニルウレア) | イミダゾリジニルウレア | 防腐剤 |
ラウリル硫酸塩類 | ラウリル硫酸○ | 界面活性剤 |
ラウロイルサルコシンナトリウム | ラウロイルサルコシンNa | 界面活性剤(殺菌・防腐剤) |
ラノリン | ラノリン | 基剤 |
液状ラノリン | 液状ラノリン | 基剤 |
還元ラノリン | 水添ラノリン | 基剤 |
硬質ラノリン | ラノリンロウ | 基剤 |
ラノリンアルコール | ラノリンアルコール | 基剤 |
水素添加ラノリンアルコール | 水添ラノリンアルコール | 基剤 |
ラノリン脂肪酸イソプロピル | ラノリン脂肪酸イソプロピル | 基剤 |
ラノリン脂肪酸ポリエチレングリコール | ラノリン脂肪酸PEG-○ | 基剤 |
レゾルシン | レゾルシン | 殺菌防腐剤 |
ロジン | ロジン | 粘着剤、被膜形成剤 |
医薬品等に使用することができるタール色素を定める省令(昭和41年厚生省令第30号に掲げるタール色素) | 化粧品用色材 |
※「○」には数字やアルファベットが入ります。
さて、該当した成分はいくつあったでしょうか。
数が多ければ多いほど沢山の有害物質をアナタの肌に摂り込んでいるという事になります。エイジングケア、素肌のためにと思ってきたことが逆に肌に負担をかけている形となってしまっています。
化粧品に含まれている化学薬品の中でも強い毒性を持っていて、皮膚障害を起こしやすいがために表示が義務付けられていた「(旧)表示指定成分」。いっそのこと そんなもの使わないで欲しいと肌の弱い私は個人的に思ってしまうのですが、そうはなりそうもないので私たち消費者側が気をつけるしかありません。。。
大量生産している一般の有名メーカーの化粧品には肌トラブルを起こす可能性のある「(旧)表示指定成分」が含まれている物がほとんどです。また、「(旧)表示指定成分」が配合された化粧品のほとんどに使われている「石油系界面活性剤」も肌にとっては有害といわれています。
たとえ肌が丈夫であっても、直接的にトラブルが起こらなくても長年ずっと有害なものを使い続けることで肌に確実に負担がいってるのは言うまでもありませんよね。
自分の肌に合うか合わないかは使ってみなければ分からないというのが化粧品ですが、平成13年4月より化粧品の含有成分を全て表示することが厚生労働省より義務付けられたことによって、逆にその化粧品が何からできているかという事が しっかり分かるようになりました。これによって少し選択の幅が広がりました。しかし、肌に化学成分を取り込んでいる限り刺激や負担を皮膚細胞に与えていることになります。
強い毒性を持っている「(旧)表示指定成分」は、肌荒れ、乾燥、皮膚炎、湿疹など肌にトラブルを起こすだけではなく、体内に入るとアレルギーや喘息、内臓障害など身体にも様々な弊害を与える可能性があります。(旧)表示指定成分の化粧品を使い続けていると
それらの成分が肌にドンドン蓄積されていくようなので厄介です。
さらに、蓄積された(旧)表示指定成分と紫外線が反応しあってシミやシワ、アレルギーなどといった肌トラブルを増大させることになるとも言われています。
肌への負担は、シミしわたるみ、老化を加速する要因のひとつです。負担を予防することはエイジングケアに繋がるといっても過言ではないです。
なので表示指定成分の入ったアンチエイジング化粧品でケアするならばそのエイジングケアは不必要ということです。
バリア機能が常に低い状態の敏感肌の方は、なおさら成分にこだわる必要が出てきます。
加齢とともに肌本来の力が落ちてくるからこそ、適切な商品選びが欠かせません。
肌のたるみを改善する化粧品を選ぶときの3つのポイントとは?!
鏡に映ったご自身のお顔を見た40代の多くの女性は、口元や目元がだるついた印象を持ちます。こうしたお肌のたるみに気付きながらも改善策がなかなか見当たりませんよね。そこで、無添加化粧品など選び方のポイントをあげていきます。
女性ホルモンのバランスとお肌のたるみについて
お肌のたるみは、女性ホルモンの減少が原因です。女性ホルモンには、2種類あります。ひとつは、コラーゲンやエラスチンを生成しぷるぷるしたお肌を育成する「エストロゲン」です。そしてもうひとつは、皮脂分泌を促す「プロゲステロン」です。
この2種類のホルモンバランスが上手に機能することで、お肌は元気にリフトアップされます。また、本来お肌にあるNMF成分(天然保湿因子)が水分を保つことで、水分と油分のバランスが整います。水分と油分のバランスが改善されるだけで、自然と「滑らかで潤いのある」理想的なお肌になります。NMF成分(天然保湿因子)の大半はアミノ酸などで出来ています。アミノ酸は、アンチエイジングのお化粧品でも使用される優秀な成分です。
ちなみに、熱いお湯で洗顔することを避けるだけでも、NMF成分(天然保湿因子)の流出は避けられますよ。洗顔の温度に気をつけるだけで「たるみ」は防ぐことが出来ます。
無添加化粧品とお肌トラブルの関係性
街中で「お肌のたるみを改善する無添加化粧品」と謳う商品をよく見かけます。「無添加」と聞くだけで、何故か安心感を持つ女性もいますよね。無添加商品とは一体何なのでしょうか。実は「無添加」と強調されている商品には、法的な定義はなく表記基準もないのです。
つまり合成着色料が添加されていなかったとしても、パラベンやシリコンなど「お肌によくない」とされる成分が入っている可能性もあります。だから、「無添加」と名がつく商品にすぐ飛びつくのではなく、化粧品の素材を調べることも大切です。
また、お肌のトラブルを招きやすい「アレルギー成分」が何かを事前に病院などでチェックすることも必要です。「無添加」成分とはいえ、お肌に合わないことも多々あるからです。
103種類の成分
お化粧品の容器などには、全成分を表示するよう義務付けられています。それは、防腐剤や界面活性剤などがお肌にアレルギーを及ぼす危険性が高いからです。アレルギーとみなされる成分は103種類あります。お肌のたるみ改善の代表としてビタミンAのレチノールがあります。
しかし、レチノールには乳化剤などの添加物が必要です。そのため、「無添加」化粧品だけ購入したい方には少しだけハードルが高くなります。ただし、危険とされていた成分が安全性が高いと判断され直したり、無添加のレチノールも存在します。だから、103種類全部がお肌に良くないとは言い切れないのです。
注意が必要な成分
シリコンやパラベンといった成分が、無添加化粧品にもしっかりと記入されている場合があります。シリコンとは「ジメチコン」とも呼ばれ、肌ざわりを良くするために使われます。また、「パラベン」とは防腐剤で皮膚炎や発がん性の疑いが持たれています。
シリコンは、ウォータープルーフ系の商品によく使われています。お肌のたるみとなる紫外線を避けようとウォータープルーフの紫外線カットを使うと、お肌の表面が膜で覆われてしまいます。通気性が悪いだけでなく、その紫外線カットを落とすために界面活性剤などの強い洗浄力も必要となります。お肌の改善のためにも商品裏面の成分に注意した上で、お化粧品を購入することをお勧めします。
お肌のたるみ改善は「どのようなお化粧品の成分が自分にあうのか」を知り尽くす第一歩からです。
40代からのお肌に必要な内容をご紹介してきました。豊富な情報に流されず、自分にとって必要なお化粧品を選別する眼を養うことが必要不可欠です。インターネットからでもお肌のたるみを改善する情報をたくさん得られます。それらも活用しつつご紹介した内容を参考にすれば、健康なお肌で40代を過ごせますよ!