リバウンドが少なくて我慢の必要もなく無理なく続けられると今や大人気の酵素ダイエット。「肌がキレイになった」「便秘が解消された」「痩せた」などの声があちこちで聞かれますよね。
痩せることが目的ではなくても健康維持のために実践している方も沢山いらっしゃるのではないでしょうか。40代の私も美容と健康のために「酵素」は常に気になる存在です( *´艸`)
そんな酵素ダイエットですが、老化対策などでこれから始めようと思っている方、またすでに実践されている方も“気をつけておきたいポイント”を3つお伝えしますのでチェックしておいてくださいね。
酵素ダイエットでやりがち~気をつけておきたいポイント3つ~
1フルーツは食後に食べている
フルーツはデザートだよね♪と思って食後に食べていませんか?
消化に時間のかかる肉類などを食べた後にフルーツを食べていると、体の中で腐敗をおこし消化不良の原因となってしまいます。ほとんどの果物はあらかじめ消化されているため消化にエネルギーをあまり必要とせず、胃の中を20~30分で通過すると言われています。ですので、消化をスムースにするためにもフルーツは食後ではなく、”最初に”食べるのがポイントです。
2ナッツ類も生で食べている
ナッツ類には、ビタミンEなど美容成分も多く含まれるため意識して食べている方も多いと思います。
しかし、注意しておきたいのは、生のナッツなど植物の種子には発芽に適した時期に芽を出すためのアブシジン酸という物質があり、これをそのまま摂取してしまうと老化推進など体に悪影響を及ぼしてしまいます。ですので、生の種子類は必ず一晩水に浸け、有害な物質を解除してから摂取するようにしましょう。
3生のものしか食べない
酵素ダイエットを始めてからローフード(生のもの)しか食べないという方もおられるようですが、これも長く続けると体にとっては逆効果になります。なぜなら動物性の食べ物からしか摂れないアミノ酸や、ビタミンB群といった栄養素が不足してしまったりするからです。
生の野菜や果物にはビタミンやミネラル、酵素など体に良い栄養素が豊富に含まれているのは確かですが、加熱をすることで栄養価が高くなる食べ物もあります。加熱により細胞膜が破壊され、中の栄養分が吸収されやすくなる食べ物です。
なので大切なのは ひとつの食べ方にとらわれすぎず、いろんなものをバランスよく食べることですね^^
目安としては、生食(野菜&果物)、加熱食(野菜、きのこ、豆類、肉と魚は少々)を5:5か6:5くらいが良いそうです。
酵素とは?
そもそも酵素とは何ぞや?ですが、酵素とは第9番目の栄養素のことをいいます。私たちが呼吸をしたり、食べたものをエネルギーに変えたり、老廃物を体外に排出したり、生きて行く上で欠かせないものです。
私たちの体にはもともと酵素が存在していますが、年齢とともに体内での生産量が減ってきます。そのため、積極的に酵素を含む食べものを取り込む必要があると言われています。
加熱食など、酵素を含まないものを多く食べ続けると消化にエネルギーをたくさん使ってしまい、解毒、排泄、再生など代謝するために必要な体内の酵素が失われます。結果、代謝がうまくいかず、体にどんどん脂肪が蓄えられてしまうのです。
そこで脚光を浴びたのが酵素。
生の野菜や果物には食物酵素が豊富に含まれています。これらを積極的に摂り入れることで消化をスムーズにし、腸内環境が良くなり免疫機能がアップ。その結果 痩せやすい体質へと繫がっていくというのが酵素ダイエットの流れです。
健康や美容のために始めた酵素ダイエットが逆に老化を招いてしまわないためにも、先述の“酵素ダイエットでやりがちな3つの事”に気をつけながら酵素を上手に摂り入れていきましょう。