4月1日の午前11時40分頃に、新元号は「令和(れいわ)」でありますと、菅官房長官が発表しました。
【ノーカット】菅官房長官が新元号「令和」を発表 安倍首相は談話を発表
「令和」は、万葉集の「梅花(うめのはな)の歌」三十二首のその序文
「初春令月、気淑風和=初春(しょしゅん)の令月(れいげつ)にして、気(き)淑(よ)く風和(やわら)ぎ」から引用したとのこと。
英字表記は「Reiwa」と、外務省から正式に発表されました。
…なので、Twitterでは“R18”で炎上しているようですね;
令月の意味は?
何事をするにもよい月。めでたい月。
という意味があります。
「令」という漢字には、
立派な、清らかで美しい、おめでたい、喜ばしい
という意味があるそうです。
原文と意味
原文は、
初春の令月にして、気淑く風和ぎ、梅は鏡前の粉を披き、蘭は珮後の香を薫す。
意味は、
初春の良き月に、空気は美しく風も和やかで、梅は、鏡の前で女が装う白粉(おしろい)のように咲き、蘭は、身にまとった香水のように香っている。
という感じです。
綺麗な歌ですね^^
新元号は645年の「大化」以来248番目なのだとか。
これまでの日本の元号の由来は、すべて中国古典からでした。
「令和」を中国の古典からの引用ではなく、日本最古の歌集である万葉集にした理由は、
四季折々の歌が収められ、日本人の生活がありのまま描かれたいたため、と話されています。
こうやって、「令和」に込められた思いとか意味などを知ると、とてもステキな新元号だな♪と思えてきますよね。
あと、会見で安倍首相は、
悠久の歴史とかおり高き文化、四季折々の美しい自然、
日本の国柄をしっかりと次へ引き継いでいく。
厳しい寒さの後に春の訪れを告げ、見事に咲き誇る梅の花のように
一人一人の日本人が明日への希望とともに、
それぞれの花を大きく咲かせることができる。
文化を育み、自然の美しさを愛でることができる、
平和な日々に心からの感謝の念を抱かながら、
希望に満ちた新しい時代を
国民の皆様と切り開いていく。
そうした日本でありたい。と述べていました。
おっしゃられている事は
とても素晴らしいと思いました。
そういう時代になればいいのですが。。。
節に願います。
「令和」が始まる日(政令の施行日)は、5月1日。
皇太子さまが天皇に即位する日です。
そして、4月30日の天皇陛下の退位とともに、30年余り続いた平成の時代は幕を閉じます。
昭和人間の私…、
平成になった時の違和感がやっとなくなってきたかなと思ったら、また「令和」というコトバに違和感です(^-^;
また30年ぐらいたったら慣れるのかな(笑)。・・・私、それまで生きてるかしら。