【実録】なぜエイジングケアは無添加にこだわるべきなのか?

エイジングケアというと、いろいろな成分が効果的に肌に届いてほしいものです。しかしその中の添加物が、美容成分の効果を妨げている場合があります。ここで「なぜエイジングケアは無添加のものを選んだ方がよいのか」を紹介します。

防腐剤は美容成分の天敵!

ある程度の年齢を重ねると、きちんとお手入れをしている人でも、肌に変化が生じます。肌の色みが変化したり、ほうれい線がくっきりしてきたり、肌感触がゴワついてきたりなど表面化してきます。長年の生活習慣や顔の筋肉の使い方のクセ、筋力の低下、血行不良などによるものです。

そのたびに化粧品を変えたり、スキンケア用品を追加したり、誰もが経験していることではないでしょうか。そのたびに、エイジングケア向け商品の成分まで確認していますか?

中には、防腐剤が入っている物があり、そのせいで美容成分の効果を妨げている場合もあるのです。さらに紫外線だけだと思われていたメラニン生成の原因にも、防腐剤はなりかねません。

さらに防腐剤はコラーゲンの機能も低下させる

年齢を重ねた肌は、古いコラーゲンを排出する力が衰えるため、それが肌に溜まり新しいコラーゲンを産み出せなくなることで、シワやたるみが起こります。さらに肌のコラーゲン量を増やす女性ホルモンのエストロゲンは、肌の中にあるエストロゲン受容体と結合して初めて肌に作用します。

一般的に女性ホルモンは動物の胎盤に多く含まれることから、特に胎座(胎児を育てる動物の胎盤と同様、栄養と自身を守る成分を豊富に含んでいます。)の大きなバラ科のダマスクローズの胎座と花びらから抽出した成分が配合された商品が、エイジング世代の救世主として人気です。肌につけると、エストロゲン受容体が多く発生し、エイジング効果を高めることが確認されています。

しかしこの商品でも防腐剤が、無添加の重要性を改めて浮き彫りにさせました。それは防腐剤が、コラーゲンやエストロゲン受容体の機能を低下させることが分かったのです。防腐剤配合であれば、コラーゲンをゆるませてハリが保てません。反対に防腐剤無添加なら、コラーゲンが引きしまってハリが生まれます。

オイルカットでインナー酵素を活性化させる

美肌に必要な透明感やハリを保つためには、「インナー酵素」の働きが大きく関係しています。酵素というと、果物や発酵食品など、食物に含まれる酵素を思い浮かべがちですが、実は人間の体内にも酵素が存在します。それがインナー酵素と呼ばれ、消化を助けたり、新陳代謝を促したり、私たちが生きていく上で欠かせないものです。

ハリの低下(老化)の原因になるものとして活性酸素が知られていますが、実はインナー酵素は、活性酸素を無害化させる働きもします。さらにこのインナー酵素は、水と油が混ざった環境より、水だけの環境つまりオイルカットされた環境で活性化されます。

なのでスキンケアはオイルカットのものを選び、たっぷりと水分を与えてあげることが肌本来の力を呼び覚ます、一番の方法なのです。オイルカットの無添加商品で、インナー酵素を元気にしてあげると、エイジングケアにつながります。

肌荒れ予防がエイジングケアにつながる

もともと肌には天然のサンスクリーン剤のような機能が備わっているのですが、その自衛能力が低く、バリア機能が常に低い敏感肌の方はなおさら、成分にこだわる必要があります。肌荒れ予防は、究極のエイジングケアにつながっているといっても過言ではありません。

肌荒れが起きたらバリア機能が低下している肌を乾燥や刺激から守り、元の状態に戻すことが大切です。無添加やオーガニックのものなどの敏感肌用のスキンケアで、バリア機能を整えるお手入れをしましょう。

「エイジングケア」と「無添加」は大事な関係

ここまでの説明のように「エイジングケア」と「無添加」は、切っても切れない関係です。余計なストレスを与えずに効果的なエイジングケアをするためには、無添加のものを選び、美容成分も肌の力も存分に引き出しましょう。

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