目の下たるみの原因と予防のためのマッサージ方法
目の下にたるみができてしまうのは「老化」のせいだけではなく、幾つか原因が考えられます。そのうちの大きな要因となっているひとつを取り上げてみます。
目の下たるみの原因
脂肪でできている目の下のたるみは、目の周りの筋肉が弱まってしまうと目の下の脂肪を支えることができなくなり結果的に垂れ下がってきてしまいます。それに、筋力が弱まると肌の弾力も衰えます。さらにリンパの循環の悪化及び血行不良によって余分な脂肪や水分が排出できなくなることによって皮下脂肪の脂肪細胞が膨れ、これが目の下のたるみ原因となると言われています。
目の下の脂肪をたくさん持っている体質の方は、たるみやクマがきやすいとのことです。生まれつき目の下の脂肪が多かったり少なかったりしますが、脂肪の多い方というのは色素沈殿になりやすく目の下のトラブルを起こしやすいようです。さらに目が大きく、ほほ骨が張っているという方はたるみを目の下に起こしやすいのです。
このように目の下にたるみを作ってしまう大きな要因のひとつに、筋肉が衰えてしまうことが挙げられますが、筋肉が衰える原因は毎日の生活の中で作っている場合もあります。
例えばパソコンを長時間見たり、パチンコをずっとやっていたりすると、気づかぬうちに瞬きが減ってしまっているため目の周りの筋肉があまり使われず弱まってくるのです。
他には日々使っている基礎化粧品にも原因があるかもしれません。目の下のたるみの元となるのは油分の多い化粧品や界面活性剤が入っている化粧品です。これらの添加物や油性成分は肌の弾力成分を壊してしまうため、たるみの原因となってしまうのです。
弾力成分を壊すのはそれだけではありません。紫外線もまた皮膚の真皮層にあるコラーゲンやエラスチンの弾力成分を破壊します。皮膚の弾力がなくなれば目の下のたるみに繋がってしまうので長時間紫外線を浴びることのないように気をつけてください。出かける時は紫外線対策を忘れずにしましょう。
目の下のたるみマッサージ
目の下たるみを防止するために目もとのマッサージをする方法があります。マッサージは目の下のたるみを防ぐだけではなく皮下脂肪がつきすぎるのも予防してくれます。マッサージをすることによって血流を良くして新陳代謝を正常に整えるからです。
やり方は、
まず、こめかみから目の下にかけて指の腹で軽く押すように目の下をマッサージします。
次に、目の上にもっていき再びこめかみに戻って押すようにマッサージすると血行が良くなります。
また、強く目をつぶった後にぱっと開くという動作を繰り返す運動もマッサージとなり、目の周りの筋肉を刺激してくれます。
顔の筋肉の表情筋を鍛える方法は、
顔の中心を寄せるようにして5秒、そのあと力を外側に入れて開くようにします。
このように目もとに力を入れたり眉を上げたりすると、普段は使われていない筋肉に刺激がいくので目の下のたるみ改善に役立ってくれるのです。
ただ注意が必要なのは薄い皮膚の人です。そんな方は細かいシワができてしまう場合もあるので、もしマッサージを行うのであれば保湿をしてからにしてください。
化粧水でケアをする場合は目の周りを軽くタッピングすると血流が良くなって効果的ともいわれます。
目の下のたるみと、まぶたのたるみを解消するツボ押しマッサージも良いですね。
強すぎる刺激のマッサージは逆効果ですが、強くこすらず優しく行うことによって血行を促し肌のターンオーバーを整えてくれ、たるみの原因ともなる皮下脂肪もつきにくくなります。
目の下はとてもデリケートです。くれぐれもやり過ぎないように注意してくださいね。
まぶたのたるみ理由は何?予防とケア方法とは
まぶたたるみの理由
まぶたがたるんで目もとまで下がってくると、目もとの印象はとても重たくなります。筋肉の力が衰えて肌がたるみだすと、まぶたもたるみ出すのです。。。
どんな人でも筋肉を使わずにいると衰え弱くなっていきます。まぶたも筋肉で支えられているので、加齢で弱くなった筋肉のせいで まぶたを支えられなくなりたるみ始めてしまうのです。
そうなると目つきが悪く見られることがあるかもしれません。まぶたがたるんで落ちてくると視界が狭くなるため、視野を広げようとまぶたに力を入れて目を開くので眉間や額にもシワができやすくなります。
その他にも偏頭痛や肩こり、そして疲れ目になったりする原因にも まぶたたるみは引き起こしてしまうことがあります。
眼瞼下垂をご存知でしょうか。まぶたを持ちあげる筋力が極端に低下すると過度に上まぶたがたるんできます。そうなると前を向いた状態でいても瞳の部分までまぶたが垂れてきてしまいます。そのような状態を眼瞼下垂といいます。
このような重度のまぶたたるみになってしまうと、視野を確保しようと下アゴをあげるようになったり頭痛や吐き気なども伴う場合も出てきます。この眼瞼下垂には先天性のものと後天性のものとがあります。後天性の場合は加齢によるものもありますが、パソコンやゲーム、長期使用のコンタクトレンズなどで目を酷使していると起こりやすくなります。
顔の部位の中でも、瞼(まぶた)は皮膚は非常に薄くて乾燥しやすいです。
とても繊細でハリも失いやすいパーツとなります。そんな訳でまぶたの皮膚そのものがたるみやすい箇所となっているのです。逆に言えば、バランスの良い筋力を持ち、適度な脂肪があってハリのある皮膚であれば、たるみを引き起こさなくてすむということです。
瞼(まぶた)たるみの予防に筋肉を鍛える
まぶたの筋肉の力を低下させないように、筋肉を適度に鍛えると まぶたたるみの予防になってくれます。
眼輪筋と呼ばれている目の周りにある筋肉があるのですが、使おうとしないかぎりほとんど使われることのない部位となります。ですので筋力は加齢とともに弱まるばかり…。なのでまぶたたるみの防止に眼輪筋を少しづつでも鍛えるのが良いでしょう。同時に表情筋も鍛えれば豊かな表情も戻すことができます(*^^)b
眼輪筋を鍛えることは簡単です。
どうやるかといえば、瞬きを繰り返すだけです。ただ、ふつうに瞬きをしているだけでは下まぶたを動かすことはできませんので、意識的にやることが大切です。
やり方は、上まぶたを指でおさえ、下まぶたを持ちあげるような感じで瞬きをします。これによって下まぶたの筋肉を動かすことができるので鍛えることができます。まぶたのたるみを改善するのに役立ってくれるはずです。
その後は顔の運動をしましょう。大きく目を見開いてからギュッと閉じる動作を繰り返します。顔全体を広げたり中心に縮めるというイメージです。
毎日のちょっとした隙間時間に数分やるだけで効果が表われてくるはずです。手軽にできる運動なので毎日忘れずに続けてみてくださいね。
瞼(まぶた)たるみの予防とケア
それほどまだ酷くないまぶたたるみでしたら、皮膚がたるんでいるだけなので、毎日のエイジングケアで改善することができるでしょう。
肌老化を予防することが まぶたたるみの予防となります。
ですので、この場合はアンチエイジング(老化対策)の化粧品がとても有効となります。
たっぷりの保湿成分が配合された美容液をまぶたや目じりに塗り込めば、皮膚のハリが戻ってくるのでまぶたたるみの改善に繋がります。目の下用のパックやアイケアのクリームなども良いですね。
まぶたの周りをマッサージすることも、まぶたたるみの予防や改善に期待できます。マッサージをすると、まぶたのたるみ部分が刺激され、血行促進となり解消に繋がっていくからです。
マッサージの方法は、中指と薬指を使い、目じりから瞼のたるみの線をなぞって鼻まで行きます。再度瞼を通って目じりに戻り目じりから頬を通って顎のあたりまでマッサージします。1分間、朝晩とマッサージをした後に、指の腹で目の周りを軽くたたくように刺激を与えるとより効果的です。
ただし、力を入れ過ぎたりやり過ぎたりすると逆効果になりますので、その点は十分に注意して行ってください。
肌の老化は加齢のせいだけではありません。
紫外線の刺激も肌老化に直結しますので、冬の季節であっても紫外線対策のUVケア用品等を使用するようにしましょう。紫外線の刺激はコラーゲンやエラスチンの肌成分を破壊してしまうのでケアは必須です(>_<)。まぶたたるみも悪化させないよう毎日の紫外線ケアを忘れないで下さいね。