羽毛布団って、とってもかさばりますよね(-_-;)
ある日、私は押し入れの整頓をしようと、
布団圧縮袋を使ってみよ♪ と思い立ちました。
ということで今回は、
・私の体験談(羽毛布団を圧縮して収納したらこうなった)
・何故そうなったのか、羽毛布団を扱う注意点など
を織り交ぜながらお伝えしたいと思います。
まずは普段使わない、来客用のシングル羽毛布団一式を
布団圧縮袋に収納してみました。
掃除機で空気を吸うタイプのビニール製の圧縮袋です。
かさが減り、来客用の布団一式だけでも
結構押し入れがスッキリしてくれました。
圧縮袋に収納して2年ほど経ったある日、
わが家に来客がやってきました。(身内ですが。)
私は、圧縮袋から出した羽毛布団は
一気に空気を吸ってフワッと元に戻ることをイメージしていました。
が、
まさかのペッタンコのまま・・・。
やっぱりお日様にあてなきゃいけないのかな‥と、
今度は半日以上、日当たりがよく、
風通しもよい場所で羽毛布団を干してみました。
※本来は羽毛が痛むため、直射日光は避けるものです。
これでフワフワに戻るだろうと思っていたのに、、、
戻ってはくれませんでした。(T_T)
次にやったことは、、、
洗濯。
一から洗って干したら元に戻るのでは??
という意味不明な期待を込めて、
自分で羽毛布団をせっせと洗ってみました。
はい。
やっぱり元には戻らず残念なままの羽毛布団。。。
もう元のフワフワには戻らないのでしょうか!?
・・・ということで、答えですが、
ダメージを受けた羽毛布団は二度と戻ることはないです。
そもそも羽毛布団は圧縮してはいけません。
何故なら、
“羽毛”と呼んでいても、羽根が入っている場合が多いからです。
“羽毛布団”とは一般的に、1kg以上の羽根と羽毛が50%以上入っていれば
羽毛布団と呼ばれます。
羽根とはフェザーのことで、羽軸を持ち、いわゆる羽根のカタチのものです。
羽毛とはダウンのことで、フワフワの綿毛のような、芯のないものです。
この羽根(フェザー)が、圧縮することにより羽軸が折れてしまいます。
折れてしまった羽根は元には戻りません。
さらにこの折れた羽軸が、布団の生地を刺して飛び出ることもあり、
より悲しい状態になってしまいます。
ちなみに私は自分で洗濯したことによって、
より羽根や羽毛を傷めつけた可能性が大でもあります‥。
では、
羽毛(ダウン)100%なら圧縮しても大丈夫なのか?
…というと、そんなことはありません。大丈夫じゃないです。
やはり羽毛がつぶれたり痛んだり抜けたりしてしまい、
ペッタンコとなってしまいます。
ですので、羽毛布団に圧縮袋を使うのは避けてください。
掃除機で吸うビニール製ではない、折りたたんで空気を抜く
羽毛布団用の圧縮袋もありますが、基本的にはそれらも
羽毛や羽根を傷めるので避けるべきものだそうです。
私はダブルの羽毛布団はコレを使って収納していますが、
この程度の圧縮ぐあいなら、うちの羽毛布団は問題なくフワフワでいてくれます。
まとめ
あんまりギュウギュウ圧縮せず、少しかさを減らす程度にするぐらいしか、
羽毛布団を収納する方法はないようです。
羽毛布団の中身の羽根や羽毛の割合も考慮し、
空気の抜き加減を上手にやって収納してくださいね。
ちなみにダウンのジャケットも圧縮収納はNGですョ。