禁煙するために禁煙補助薬のチャンピックスを選び、そして気持ち悪くなる‥という事態にあってしまった方は、副作用にやられた可能性が大です。今回はチャンピックスの吐き気対策や副作用の症状など詳しく見ていきたいと思います。
吐き気止めに市販の薬を使用
チャンピックスによる吐き気止めの方法は市販の薬ですと胃薬になるかと思います。薬剤師に相談して購入されるのがいいかもしれませんが、やはり医師に相談するのが賢明です。吐き気がひどいようなら医師に相談してください。
プリンペランを処方してもらうと良いです。一般名はメトクロプラミドと呼ばれ、妊婦さんのつわりにも使われる薬です。チャンピックスを処方してもらう際に一緒にお願いするといいかもしれません。
チャンピックスの飲み合わせで注意すること
飲み方が重要な禁煙補助薬ですので、飲み合わせの注意点もしっかり確認しておいてください。
まず、チャンピックスはニコチンを含んでいない禁煙薬となりますので、他のニコチンを含んだ禁煙治療薬と一緒には飲用しないでください。副作用が出る原因にもなります。
喘息や血栓の薬などを服用している場合は医師に相談してください。それ以外でも薬を使用している方や腎臓に病気のある方もチャンピックスを飲用することを医師に申告しておいてください。シメチジンを服用されている方は特に要注意です。
下記は公式サイトでも記載されていることです。当てはまる方は必ず医師に相談してくださいね。
・以前に薬を飲んで、かゆみや発疹などのアレルギー症状がでたことがある方
・腎臓の病気がある方
・妊娠中または授乳中である方
・精神疾患がある方
・他に服用中の薬がある方
・未成年者
チャンピックスの副作用ってどんな症状が出るの?
チャンピックスは禁断症状(離脱症状)を軽減してくれ、万が一禁煙中に吸ってしまったとしてもタバコが不味く感じてしまうという効果があります。だから自ずと吸う気が失せていくんです。チャンピックスの禁煙成功確率は50%という数字が出ているデーターもあります。そんな高い成功率を誇るチャンピックスの副作用はというと‥これが強いので厄介です。
どんな副作用があるのかというと、
吐き気、頭痛、うつ、めまい、不眠、悪夢、便秘、ED、太る、眠気、不眠、かゆみ、皮膚粘膜眼症候群、多形紅斑、血管浮腫やイライラ、不安感、怒りっぽい、気分の落ち込みなどの精神的症状なども報告されています。
必ず副作用が出る、というものではありませんが注意が必要ですね。
チャンピックスの副作用を抑えるために
チャンピックスは禁煙成功率も高いですが副作用が強いのがつらいところ。
少しでもこの副作用を抑えるためにも、気をつけていただきたい事は以下の3つです。
1.必ず用量は守る
チャンピックスは服用する量が決められています。初日~3日目は1錠。4日目~は2錠となります。飲み忘れたからといって一度に多く飲んだりすることは絶対に避けてください。
2.水で飲む
チャンピックスに限ったことではありませんが、水かぬるま湯で服用することにより副作用を減らすことにも繋がります。水はたっぷりの量を飲むことで副作用が軽減されたという声も聞かれます。
3.チャンピックス服用は食後に
食後に飲用すると食べ物と一緒に消化されるため、内臓への負担が軽減されて副作用が出にくくなるそうです。ですので できるだけ食後に飲用するようにしてください。飲む時間は朝・昼・夕といつでもO.Kです。
禁煙補助薬を使った禁煙方法は、普通の禁煙の辛さに副作用の辛さが加わるのが苦しいですね。みんながみんなではありませんが。。。アナタが選んだ禁煙方法がアナタに合っていますように。