年末と言えば忘年会。
忘年会を楽しみに1年頑張って来た人もいれば、忘年会が苦手でこの時期は憂鬱だという人もいます。。。
集まって飲んで食べるだけかと思いきや、実は忘年会には大切な意義があったのです。
忘年会の意義とは?
会社や地域の忘年会では、飲んで食べて騒ぐだけ。
年の瀬の慌ただしいときに、なぜわざわざ集まらなければならないのか?
「忘年会」は、読んで字のごとく「1年の嫌なことを忘れる」「1年の良い出来事を忘れない」という真逆の意味を持っています。
では、会社で行う忘年会の意義とはなにか。
上司や違う部署の人も参加する忘年会は、お酒を飲んで美味しいものを食べて「楽しい時間」を共有することです。
楽しい時間を共有するとどんなことが起きるかというと、お互いをよく知ることができ、結束力が高まります。嫌な上司にも、こんな一面があるんだと、良いところに気づかされるのも忘年会の醍醐味でしょう。
いつもの飲み会では上司へのグチが多いかもしれませんが、忘年会は年末に行うこともあって、ネガティブな話題が少ないものです。
一緒に働き、家族よりも長い時間を共に過ごすのですから、業務をスムーズに進めるために、忘年会で和気あいあいと過ごしてみるのも良いもの
…かもしれません。
忘年会に呼ばれない…大人のいじめ?
「忘年会は煩わしいから行きたくない」そんな人がいる反面、「忘年会に呼ばれない」と悩む人は、実は少なくありません。
平成23年に厚生労働省がまとめた調査によれば、「職場でのいじめや嫌がらせは増加傾向」にあります。調査結果を受けて厚生労働省は平成27年に「パワーハラスメント対策導入マニュアル」を作成しました。
政府も腰を上げパワハラ対策に乗り出したのです。それほど多くなってきているんですね…。
とはいっても、マニュアルを作ったくらいで職場のいじめが簡単になくなるわけではありません。他の人は全員呼ばれたのに、自分だけ忘年会に呼ばれていないなら、・・・じっと耐えるしかありません。
知らないふりをして当日参加するなんてことはやめておいた方が無難でしょう。そんなことまでして参加する意味も義理もないです。知らないふりをするなら、忘年会があること自体を知らないことにして何食わぬ顔でいた方がよっぽどいいです。
他の人に気配りのできない人、そして他の人の気持ちを推し量ることができない人というのは、想像力が欠如している人たちであり、状況判断能力に欠ける人たちです。
ビジネスにおいて、そのような人々が良い結果を出せるはずはありません。いずれ、状況が変わるときがくるはずです。それまで少し待ってみようじゃありませんか。
ただし、口コミで広げている場合、幹事が出席をとっていないという可能性も無きにしも非ずです。普段の様子からして、いじめではないと思えるなら、それとなく周りから情報を集めてみるとよいかもしれません。
— パワーハラスメントの具体的な内容 —
(参照:厚生労働省あかるい職場応援団)
・いること自体が会社に対して損害だと大声で言われた(男性、50歳以上)
・ミスをしたら現金に換算し支払わされる(女性、40歳代)
・全員が観覧するノートに何度も個人名を出され、能力が低いと罵られた(男性、20歳代)
・明らかに管理者の業務であるにもかかわらず、業務命令で仕事を振ってくる(女性、40歳代)
・職場での会話の無視や飲み会などに一人だけ誘われないなど(男性、30歳代)
・接客態度がかたいのは彼氏がいないからだと言われた(女性、20歳代)
・引越したことを皆の前で言われ、おおまかな住所まで言われた(女性、20歳代)
・故意に簡単な仕事をずっとするように言われた(男性、30歳代)
・一日中掃除しかさせられない日々があった(男性、20歳代)
・唾を吐かれたり、物を投げつけられたり蹴られたりした(男性、20歳代)
・痛いと言ったところを冗談っぽくわざとたたく(女性、40歳代)
私は正社員を辞め、派遣やパートで働いていた時期がありました。数ヵ月~1年更新だったので、次から次へと会社を渡り歩いていたのですが、程度の差はあれ、根性の悪い人って必ず居ますよね。なぜか。
職場でのパワハラと限定ではありませんが、日常のイジメについて思うことがあります。
よく、いじめられる側が悪い、というコトバを聞きます。いじめられる原因があるからだと。
いやいや、
いじめる方が悪いに決まってるでしょ。
原因なんて いじめる側の言い訳であって、その原因といわれるものは無差別でなければ大抵その人(いじめられる側)の個性のはず。
なんでいじめる人側に合わせなきゃいけないのか?
世の中いろんな人がいます。自分と合わない人、嫌だと思う人もいるでしょう。だからって、その人にわざわざ危害を加える必要はないかと。
なくならないといわれているイジメ。そんなこと言わず、無くなって欲しいと願っている私でした。。