ダニとよく間違えられるチャタテムシ、ご存知ですか?
体長は1mmぐらいなので目で確認できます。
成虫は茶色で幼虫は白。生まれたては透明に近いです。
温かい気候になると出てくる‥なんていわれますが、
冬でも温かい部屋だと活動できるので季節問わず、、、じゃないでしょうか。
チャタテムシの活動場は、温度25度以上、湿度60%以上の場所。
これって人間が普通に生活している環境ですよね(-_-;)
湿度は65%以上や75%以上という情報も見かけますが、
うちは60%でも元気に動いていたので60%以上とあえて書かせていただきます。
大好きなものは“カビ”なので、ようするに高温多湿な場所なら所かまわず活動しています。
冬は乾燥しているから大丈夫、なんてことはありません。
窓の結露を放置しようものならあっという間にわんさか生まれてきます。
アレルギーの原因にダニが有名ですが、このチャタテムシもアレルギーを起こします。
さらに、ダニはチャタテムシが好物ですので、
チャタテムシがいるとダニもよってくる、、、という最悪なパターンに陥ります。
うちは去年の梅雨頃、チャタテムシが大発生しました。
駆除が成功して、今年はまだ1匹も見ていません。
今回は、虫が大の苦手な管理人の「チャタテムシの駆除成功話」をお届けします。
・チャタテムシって?
・チャタテムシ発生元
・チャタテムシの駆除成功
・何故バルサンを使わなかったか?
・抜群の効き目!チャタテムシ駆除にはコレ!
チャタテムシって?
チャタテムシってどんなん?と思った方は画像を見てみてください。
→画像【閲覧注意】
チャタテムシにはいろんな種類がありますが、
うちで発生したのは、羽のない屋内に生息する普通のチャタテムシです。
古本や古新聞に小さい虫がいることはないでしょうか?
それですよ、それ。
チャタテムシはどの家庭にも必ずいるそうです。
食品工場などのクリーンルームでさえ、どこからともなく入ってきて生きているのだそうです。
大量発生してしまうと業者を呼んでもゼロにはできないとか・・・。
チャタテムシの好物はカビですが、壁紙のノリもお好きなようです。
壁と壁紙の間はカビが生えている場合もあり、絶好の住処の一つだそうです。
そこに逃げ込んでしまうと業者でも難しいのだとか。
バルサンが効かないというのもそのひとつかもしれません。
そして、
チャタテムシはオスがいないんです。
それは何を意味しているかと言えば、
1匹でも生きていれば産卵できる、ということです。
さらに、生まれてから4日ぐらいで産卵できるようになるし、
1匹で生涯200個ほどの卵を産むので そりゃあもうわんさか増えて手に負えません。
「うちはいない」と思っていてもそれは「見えてないだけ」というのがほとんどです。
だって見ようとしていなければ小さすぎて目につきませんからね。
私のように“チャタテムシ・ノイローゼ”にかかると気配まで感じることができます(苦笑)。
気持ち悪くて気持ち悪くて毎日がビクビク。
ガムテープは手放せません。(※潰すよりペタっと捕獲した方が効率がいいです)
チャタテムシ発生元
うちの場合、寝室に沢山いました。
最初は1日20匹ぐらいだったのがどんどん増え、何日かすると最高で
1日100匹近くガムテープでとっていました。
チャタテムシ‥と毎回呼ぶのも気持ち悪いので、うちではチャムくんと呼んでいました。(^_^;
ある時チャムくんがベッドの上を歩いていたんです。
もうその日からより一層寝るのが気持ち悪くてたまりません。
毎日ベッドカバー、シーツ、ボックスシーツを洗濯。
ですが、新しいシーツに取り替えている最中に
すでにチャムくんが歩いているではありませんかっΣΣ( ̄◇ ̄;)!ナント!?
その時ようやく気づきました。。。!
寝室のチャタテムシ発生元はベッドマットに間違いありません。
古くて黄ばみています・・・。この黄ばみはカビなんですって。
ただ変色してる状態、ではなく、カビが生えている状態、だったということです。
古いじゅうたんのウラなんかも黄色く変色している時ってありますよね?
アレもカビなんですよ。
毎日の大物の洗濯、掃除、そしてベッドマットにも毎日の掃除機がけ、
消毒、ドライヤー乾燥‥etc、それでも一向に減らないチャムくんたち。
もうここまでくるとノイローゼです。
精も根も尽き果ててきた時、私は最後の手段に出ました。
チャタテムシの駆除成功
最後の手段、というのは「全て捨てる」ことです。
ベッドマットをはじめ、寝室にあるすべてのものを捨てました。
じゅうたん、木製のタンスに鏡台・・・etc。
さらに
カーテンや寝室のクローゼット内のすべての衣服を洗濯しなおし、カバン類なども全部消毒。
壁や扉をすべて拭き、壁紙が剥がれている箇所や隙間は
ホームセンターでカビ防止剤入りの糊などを買って自分で修復作業しました。
時間(日にち)も沢山かかりましたが、捨てたものは買わなければいけないので
お金も沢山かかりました…(>_<)
・・・・・で、どうなったか!?
はい、一気に「ゼロ」匹になりました!
何故バルサンを使わなかったか?
バルサンは準備が大変だし、終わった後の掃除も面倒。
それに、卵には効かないので苦労してバルサンたいたとしても
またすぐチャムくんは発生するでしょう・・・。
バルサンをもし使用するのであれば、火災警報器やガス警報器にも袋を覆ってくださいね。
意外と鳴りやすかったりしますので。
うちの警報器はスプレー缶ごときで2~3回鳴ったことがあるので、
その点からしてもバルサンを使うのは躊躇しました(;´∀`)
抜群の効き目!チャタテムシ駆除にはコレ!
ベッドマットから拡散したのか、はたまた違うルートから発生したのかは謎ですが、
洗面所でも毎日数匹は目にしていたチャムくん。
寝室がスッキリしたので、洗面所も床から天井まで大掃除を始めました。
…といっても1年に最低でも1回は大掃除しているので特に恐ろしく汚い状態ではありません。
が、、、
7年間1度も掃除をしていなかった洗面台の下の棚が恐怖でした。
新聞紙をひいて、風呂掃除用などの洗剤類を置いていた場所ですが、
今となってはこの新聞は古新聞…。湿気も一番多い場所ではないでしょうか。
意を決して新聞をめくると・・・・・
ヾ(。>д<。)ノひぇぇぇぇ!ll||
一瞬ほこりの塊かと思ったら、、、チャムくんが何十匹と うごめいていました。
しかも2塊;;
今思えばガムテープを使えばよかったのに、
プチパニックに陥っている私は手に持っていた雑巾で必死で退治していました。
こんなやり方では一気に捕らえることができず、棚の隙間に逃げてしまいました。
・・・でも大丈夫。
キルノックGを買っていたから。
これマジすごいです!口コミの良さで買って、この時初めて使ったのですが
見事にいなくなりました。寝室同様、今に至ってまだ一匹も見ていません。
キルノックGとは、速効性と残効性を併せ持つ業務用のチャタテムシ駆除用スプレーです。
残効性もあるので待ち伏せにも使えるんですよ~。
チャタテムシをよく目にする所にスプレーしておく、という方法です。
隙間用のノズルがこれまた便利で、今回の隙間にもしっかりスプレーできました。
ニオイもほとんどないです。
チャタテムシに悩んでいる方には全力でオススメしたいスプレーです。(笑)
チャタテムシ予防対策
チャタテムシの予防対策に必ずと言っていいほど出てくるのが
“掃除機をかける”ことですが、これ、盲点アリです。
ふつうに掃除機かけてるだけじゃ全く効果ナシなんです。
ちょっと長くなってしまったので、また次回にお伝えしたいと思います。
毎日掃除機をかけていた私の失敗と気づきです(^-^;
※更新しました→その掃除機ではチャタテムシ予防対策にはなりません
最後に、、、
今回の「チャタテムシ駆除成功方法」は、“捨てる”という究極な方法でした。
モノによってはかなりお金がかかるので実行するのは難しいかもしれません‥。
ですが、カビのあるとこチャタテムシあり、です。
すでにカビが生えていて、私のようにアルコール消毒や洗剤やらで試しても
消せない場合は新しく購入した方が心身ともに良い気がします。。。
カビを落とすことに成功した場合や、予防には、キルノックGです(笑)。
そして、常に清潔にして乾燥させることがチャタテムシ駆除には重要となるのは
言うまでもありません。