チャタテムシに限らず、ダニ、ハウスダスト、花粉‥など、予防対策に「掃除機をかける」ことはとても重要なことです。
ですが、
単なる普通の掃除機を使ってかけているだけでは、無駄な行為どころか、かえってチャタテムシやその糞や死骸などを部屋中にまき散らしている可能性があるのです。
掃除機で吸って‥
吐き出す‥!(泣)
チャタテムシは1ミリほどの大きさです。
排気口からなんなく出られます・・・。
真意は簡単に調べることができます。
チャタテムシを吸った掃除機の排気口に透明のガムテープを貼ってみてください。
翌日にでも見ていただくと、ガムテープにチャタテムシがたっぷりついているのが確認できると思います。
吸気口にも同じことをすると、こちらにも同じくチャタテムシがたっぷりついています。
要するに、、、
掃除機をいろんな場所でかければかけるほど、そのいろんな場所へ排気口からチャタテムシを振りまき、掃除が終われば、掃除機に残ったチャタテムシは掃除機の外へと出てくる、、、ということです。
最悪です。。。
チャタテムシを駆除する時は、掃除機の見直しも重要です。
では、私のケースをお話ししたいと思います。
使っていた掃除機は、10年ぐらい前のモノです。
紙パック式で、紙パックは純正ではなく いわゆる激安のやつを使用していました。
ハイ、
即、捨てました。
新しく購入にあたり私が重視したことは3つ。
1.「HEPAフィルター」であること。
2. 紙パック式であること。
3. 吸引力があり、軽いこと。
まず「HEPAフィルター」とは何かというと、0.3μm(マイクロメートル)のホコリを99.97%捕塵する性能があります。
どのくらいなのかというと、1μmは1mの1000000分の1なので、チャタテムシ(1mm)をμmで表すと1000μmとなります。
ダニの糞や死骸は元々小さいけれど、粉々になるともっと小さくなり0.005mmほどといわれています。umで表すと0.005mmは5μmとなります。
それを考えただけでも0.3μmのホコリを99.97%捕塵するHEPAフィルターってスゴイです。素晴らしすぎます。
ちなみに、HEPAフィルターより更に高性能な「ULPAフィルター」というのもあるんですよ。0.15μmのホコリの99.9995%を捕塵する性能があるそうです。
個人的にはHEPAフィルターで十分満足です(^-^;
次に、私が紙パック式にこだわるのは何故かというと、手を汚さずに簡単にゴミ捨てができるのと、捨てる時に埃が舞い散らないことです。
これからは使う紙パックもきちんと純正品にしようと心に決めています。何故ならやはり品質が良いです。現在使っているのは純正の、防菌防臭3種・3層HEパックフィルターなるものです。
花粉・カビの胞子はもちろん、ダニのフンなど微細なチリまで取れて、雑菌の繁殖や臭いを抑える抗菌防臭3種・3層HEパックフィルターなのです。さらに、超極細帯電層で微細なチリまでしっかり取れるメルトブロー不織布を採用しています。
もし日立の掃除機を使っているのならこの紙パックが使えるかもしれません。安価のものをもし使っているのなら、紙パックを変えるだけでもかなり違うそうですョ。
ということで、
1.「HEPAフィルター」であること。
2. 紙パック式であること。
3. 吸引力があり、軽いこと。
それらを考慮して選んだ掃除機は、日立かるパックCV-PY30です。
HEPAフィルターの表記がない?と思いましたが、どうやら日立では2009年度からHEPAやULPAの表記を止めているそうです。
ですが安心してください、現在も以前と同じ性能のフィルターを使っているとのことです。
これでチャタテムシ対策はバッチリ・・・ではまだありません。
掃除機の排気口からはもう出てはこれないだろうと思いますが、掃除後の吸気口から出てくるのでは??
・・・と、“チャタテムシ・ノイローゼ”の私はふと思いました。
そこで予防対策として前回の記事でも登場したキルノックGです。
掃除が終わった後、掃除機で吸い込ませておきます。
これでチャタテムシを見かけることはなくなりました。
振り返ればめちゃくちゃお金がかかった戦いとなりましたが。
前回の記事→害虫チャタテムシ駆除成功方法
これから暖かくなり、気温が25度ぐらいになるとまたチャタテムシと出会うのではないかと今から恐怖です。
家の中をキレイにしていても外から入ってくるのは避けられません。なんせ1mmですから…(;一_一)
そうそう、掃除機の掃除も忘れないでくださいね。私は掃除の後は、掃除機をアルカリ水で拭いて除菌しています。
チャタテムシを全滅させるのは無理だといわれていますが、せめて、、、せめてベッドや枕の上を歩くのはやめていただきたいものです(T_T)。