貴船神社の呪い!?行かない方がいいと言われる理由とは。丑の刻参り(藁人形)、奥宮の由来や効果はいかに。

貴船神社は日本の歴史と伝統に根ざした美しい神社ですが、一部の人にとっては行かない方がいい理由があるようです。まずはざっくり、貴船神社へ行かない方がいい理由を以下に挙げてみました。

丑の刻参りの藁人形

貴船神社で行われる「丑の刻参り」は、夜の時間帯に行われる神秘的な儀式です。この儀式では、藁人形を使って祈りが捧げられ、特別な願い事をすることができます。しかしながら夜の暗闇の中で行われるこの儀式は、一部の人にとっては怖いと感じることがあります。暗闇や不気味な雰囲気が苦手な方は、この儀式を見学することを避けるべきかもしれません。

絵馬の内容

貴船神社の絵馬は、祈りや願い事を書いて掛けるものです。しかし、一部の絵馬には怖い内容が書かれていることがあります。これらの絵馬に触れることで、不安や恐怖を感じることがあるかもしれません。神社を訪れる際には、絵馬の内容に注意を払うことが重要です。

奥宮の怖い効果

貴船神社の奥宮は、神聖な場所として尊重されていますが、一部の人にとってはその存在が不安や怖さを引き起こすことがあります。奥宮には神秘的な雰囲気が漂っており、その雰囲気に耐えられない方もいるかもしれません。

ですがその一方で、貴船神社は多くの人にとっては美しい神社で、歴史的な価値と文化的な重要性を持っています。神社の雰囲気や儀式が好きな方にとっては、貴船神社は訪れる価値がある場所かもしれません。しかしながら、怖さや不安を感じる可能性があることを知っておくのもいいと思います。

それでは詳しく見ていきましょう。




貴船神社の呪いの由来や効果とは

貴船神社は長い歴史を持ち、霊験あらたかな場所として信仰を受けています。そしてこの神社、実は丑の刻参りの発祥の地でもあります。貴船神社の神秘的な歴史は、『平家物語』にも登場し、謡曲や能の演目『鉄輪』の題材としても広く知られています。

この物語は、嫉妬に狂った女性が鬼となり、夫を呪うという話です。この物語が現代においても貴船神社の呪いの由来として語り継がれています。伝承によれば、陰陽師の安倍晴明によって呪いが解かれる結末に至りますが、一方で人を呪う行為そのものは、今なお受け継がれ続けていると言われています。

 

丑の刻参りの女性は橋姫様

貴船神社はリアルな呪いの話で有名ですが、その初めて丑の刻参りを行った女性の素性も判明しています。その女性とは、現在、宇治川に近い小さな神社で祭られている橋姫様で、元々は貴族の家に生まれたと言われています。

橋姫の物語と貴船神社のつながりは、彼女が嫉妬にかられ、鬼に変えてほしいと貴船の神様に祈ったことに起因していると言われています。貴船の神様は橋姫の苦悩に同情し、宇治川で21日間を過ごすことで鬼になることができると告げた、とされています。

結局、橋姫は退治されましたが、彼女の嫉妬深さから今でも宇治橋を渡るカップルを別れさせるというジンクスが残っていると言われています。




丑の刻参りの藁人形の呪い、現在は?

貴船神社の丑の刻参りの呪いは、現在でも秘密裏に行われているのは確かな事実です。この儀式は、深夜1時から3時に神社の境内で行われ、五寸釘で藁人形を打ちつけるもので、7日間続けると呪いが効果を発揮すると言われています。

ただし、他人に見られると効果が失われ、呪いが自分に跳ね返るため、非常に恐ろしい呪術とされています。貴船神社には、丑の年、丑の月、丑の日の丑の刻に参拝すると願いがかなうという伝承があり、これが丑の刻参りの起源とされています。

もともとは呪いとは無関係の伝承でしたが、後に橋姫様の伝説と結びついて、今日に至る “呪いの儀式” という形になったみたいです。

 

貴船神社には呪いの藁人形や五寸釘が今も‥!?

貴船神社の敷地には、今もなお五寸釘で留められた藁でできた人形が見られると言われています。貴船神社を訪れたことがある方ならご存じかと思いますが、この神社は茂みに囲まれた場所で、お祈りに適した木々もたくさんあります。特に、貴船神社の奥宮周辺は処分しているにもかかわらず、藁人形が木に固定されたまま残っているのが見られるようです。

 

貴船神社で呪いがある怖いスポットとは

貴船神社の呪いとして最も有名なのは奥宮でしょう。昼でも薄暗い杉の林に囲まれ、奥宮は貴船神社で最も強力なパワースポットとして知られています。

この奥宮周辺には、大木の幹に藁人形に打ち込まれた五寸釘の跡を示す不自然な穴が新旧ともに存在しています。また、奥宮の本殿の下には気が集まる龍穴が存在すると伝えられ、常に厳かな雰囲気が漂っています。

奥宮は貴船神社の中でも特に強力なエネルギーが集まる場所であるため、注意してください。興味本位の軽率な行動はくれぐれもしないでくださいね。

貴船神社において、呪いといえば奥宮が有名ですが、実は本殿へと続く参道も呪いの出来事が多い場所とされています。貴船の森は昼間も暗く、参道から数歩進むと木々に囲まれ、藁人形を木の幹に取り付けるのに適した木々が点在しています。

貴船神社の境内で、丑の刻参りの跡が見つかると藁人形はすぐ処分されますが、木そのものにも負のエネルギーが宿ってしまうのは避けられません。そのため、こうした木々はご神木として扱われ、その後の処理には手間がかかると言われています。

 

貴船神社の絵馬

実は、貴船神社は絵馬の起源の場所でもあります。ご利益も得られますが、中には人を呪う内容の絵馬も存在するようです。

藁人形と同様に、呪いの絵馬には怨念が込められていますので、無闇にそれらを探すことは負のエネルギーを引き寄せる可能性があるため、注意が必要です。




貴船神社の見どころやご利益について

貴船神社は “呪い” を考えなければ人気の観光名所です。ここでは貴船神社の見どころやご利益などをご紹介しておきます。

縁結び効果が絶大な京都のパワースポット!

貴船神社は、古来から京都の中でも特別な場所として崇拝されてきました。この神社は水の神に捧げられた神聖な場所で、縁結びや恋愛成就を願う人々にとっては特にパワフルなスポットとして知られています。

じつは貴船神社は縁結びだけでなく、さまざまな願い事に応える神聖な場所です。その神様はオールラウンダーで、さまざまな分野でご利益をもたらすとされています。

さらに、貴船神社は大地のエネルギーが集まるスピリチュアルな場所とされており、運気を向上させる効果も期待されています。

 

貴船神社の四季折々の魅力

現在も多くの人々が訪れる貴船神社は、四季折々の美しい自然に囲まれた場所として大いに魅力を持っています。

春には桜、夏には新緑と涼を求める川床、秋には紅葉、冬には雪景色と、一年を通じて異なる季節ごとの風景を楽しむことができます。

また、年間を通じてさまざまなイベントも開催されており、特に夏には暑さ厳しい京都での避暑地として知られており、川床だけでなく、七夕祭りやライトアップなどが行われ、人気が高いエリアとなっています。

 

呪い以外のスピリチュアルな見どころ

貴船神社は水の神様を祀る場所ですので、水占いが人気です。この水占いは、おみくじを水に浮かべることで中身が浮かび上がる特別な占い方法で、よく当たると評判です。

初めの乾いた状態ではおみくじの中身を知ることができません。しかし、社務所の右手にある小さな池におみくじを浮かべると、そこに文字が浮かび上がるのです。恋愛、結婚、健康など、いろいろなテーマに関する占いが用意されているため、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。

 

貴船神社は水の神様の神域で、その特別な水、御神水は不思議なエネルギーを宿しています。このスピリチュアルな存在のお水は、訪れた人がその場で飲むだけでなく、持ち帰ることもできます。

この水は弱アルカリ性で、夏でも常にひんやりと冷たく、これまで枯れたことがない神聖な水として知られています。驚くべきことに、この不思議な御神水は汲み置いて3年以上経っても腐敗せず、まさに貴船神社を訪れた際には必見のスピリチュアルスポットと言えるでしょう。

 

貴船神社を訪れる時に持参するおススメのグッズ

京都にある貴船神社は、エネルギーが満ち溢れる場所の一つですが、良いパワーと同時に負の感情や呪いの痕跡も存在します。こちらの神社を訪れる際には、「持ち塩」などのお清めグッズを持っていると (心の平穏さと安心感を得るのにも) 非常に役立つかと思います。お清めの物を用いることで、呪い等でどんよりとしている雰囲気を浄化し、より心地よく過ごすことができるでしょう。

 

持ち塩について

持ち塩は、 呪いや悪霊からの身を守る神秘的なアイテムです。

古代から現代まで、多くの文化で塩は神秘的な力と保護の象徴とされてきました。持ち塩は、呪いや悪霊から身を守るための一つの方法として利用されています。

持ち塩の起源

持ち塩の使用は、悪霊や呪いに対する宗教的な信念や儀式に由来しています。古代ローマやギリシャ、エジプトなどの文明では、塩は神聖な物質と考えられ、悪霊や不浄から身を守るために使用されました。また、キリスト教の儀式で塩が使用され、悪霊払いの一環とされています。

持ち塩の使用法

持ち塩を使用する方法は文化によって異なりますが、一般的には以下のような方法があります。

塩を持ち歩く
塩を小さな袋や入れ物に入れ、日常的に身に着けます。これは悪霊や呪いからの保護とされます。

入浴時に使用
浴槽に塩を加え、身体を清めるとされます。これは浄化と保護の儀式の一部と考えられています。

部屋に配置
塩を部屋の四隅に配置することで、その部屋を悪霊から守ると信じられています。




最後に

貴船神社に行かない方がいいと言われる理由について、丑の刻参りの藁人形や奥宮の由来、そしてご利益やスピリチュアルな見どころなどもご紹介しました。

呪いなどの負の部分に焦点を当ててみるのではなく、貴船神社は屈指のパワーポイントでもありますので、ぜひ良いエネルギーにフォーカスして運気アップしていきましょう。

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