健康志向のあなたへ!マーガリンやバターの代わりにギーを選ぶ理由とは?

健康に気をつけていると、食べ物にも気を遣うようになりますよね。“トランス脂肪酸を避ける”こともその一つだと思います。多くの病気の原因となることは有名です。

このトランス脂肪酸、
産まれてきた赤ちゃんにも母乳を通して移行してしまうことが研究等で確認されているとのことなので、妊活中の方も気になるところです。赤ちゃんのためにも、健康のためにも極力摂りたくないものです(>_<)

身近なトランス脂肪酸といえば、マーガリンやバター、調理油ですよね。今回はトランス脂肪酸がごく少なくてすむ油を紹介していきたいと思います。

 

調理油はコレ!

 

料理する油は、オリーブオイル(エキストラバージン)やココナッツオイル(オーガニック)にしちゃってください。

ただし、大事なことは、オリーブオイルはエキストラバージンで。ココナッツオイルはオーガニック(エキストラバージン)で。それ以外のものだと高温処理していますので、トランス脂肪酸が含まれてしまっています。

・・・・・

…うん、でもクセがあるんだよね、オリーブもココナッツも。なので苦手な方は他の油の圧搾法のものを選んでみてください。

何故なら

トランス脂肪酸は油を精製する(高温処理する)時にできてしまうので、搾って作られる圧搾法ならトランス脂肪酸は作られません。

しかしながら料理する時はどうしても高温になってしまうのため、微量のトランス脂肪酸は作られてしまいますが、そこは仕方ないですよね。。。最小限には抑えられます。

農林水産省の研究調査では、
調理加熱(160~200℃)では同じ油を何度も繰り返し加熱したとしてもトランス脂肪酸はごく微量しか生成せず、その影響は無視できることが確認されました。
とありますので安心してください(*’-‘)b

圧搾法の油ってどんなん?と思った方へ。
例えばコチラ↓
カホク 国産 菜たねサラダ畑

えっ!?なたね油‥。
とドギマギされたでしょうか。

なたね油(サラダ油)が危険とされてるのは、トランス脂肪酸の他でいうと、ズバリ遺伝子組み換えが使われているからです。

ですので原料が外国産のものは止めた方が絶対いいです。外国産の場合は、非遺伝子組み替えときちんと表示されているのを選びましょう。

うちはごま油も圧搾法のものです。
ただ、圧搾の油はどうしても値段が高めになるのがネックです(-_-;)



マーガリンとバター、どっちがいい?

 

マーガリンよりバターの方がトランス脂肪酸は少ない。
なんてハナシ、聞いたことありませんか?

乳製品(牛)のバターは天然トランス脂肪酸だから安心。
と思っていませんか?

両方とも間違いです。

バターにはトランス脂肪酸が100g中約1.7~2.2%含まれています。マーガリンは8~10%超えるものもあります。これだけ見ればバターの方が圧倒的に少ないのですが、今のマーガリンは、1.7%未満のものって結構あるんですョ。

ですので、トランス脂肪酸含有量が少ないマーガリンを使う方が、バターを使うより良い、となります。

私が使っているマーガリンは、トランス脂肪酸含有量0.3%の「べに花ハイプラス マーガリン」です。

もっと含有量の少ないものもありますが、いろんな添加物が入っていないこちらを選びました。店頭にはほとんど置いてないようなので、ネットからしか買えないのがちょっと残念。

参考までに、添加物あるなしに関わらずですが、トランス脂肪酸が少ないマーガリンを記載しておきますね。

** トランス脂肪酸含有量1.0%未満 **

・「ネオソフト」雪印(0.8%)
・「トップバリュ キャノーラソフト バター風味ソフト160g」イオン(0.4%)
・「発酵豆乳入り マーガリン 160g」創健社(0.4%)
・「べに花ハイプラス マーガリン 180g」創健社(0.3%)
・「小岩井マーガリンヘルシータイプ 180g」小岩井乳業(0.34%)
・「ツキマルシルバーホイップマーガリン 5g」(0.3%)マリンフード
・「トップバリュ キャノーラソフト カロリー1/2 180g」イオン(0.23%)

 

マーガリンとバターの代わりはコレ!

 

先述では、マーガリンとバターならトランス脂肪酸含有量の少ないマーガリンをオススメしましたが、加熱料理に使うのなら酸化しにくい飽和脂肪でできているバターの方が良いともいわれています。加熱料理にマーガリンを使うとトランス脂肪酸が増えますので。。。

マーガリンはそもそも植物性油脂に人工的に水素を添加して液状の油脂を固化させた硬化油脂です。天然じゃないところも個人的には引っかかっていました。人工油は有害性を生むひとつの要因です。海外では禁止されているものですからねぇ。デンマークでは毒物扱いで禁止、オランダではトランス型脂肪酸を含む油脂製品が販売禁止、など。

そんな悶々とした思いで使っていたマーガリン(ごくたまにですが)。やっと別れられます。

なぜって、ギーと出会ってしまったから( *´艸`)

マーガリンとバターの代わりには、ギー(Ghee)がお薦めです(*^-^*)
自然療法協会(アメリカ)が発表した体に良い油NO.1に選ばれてましたね。

ギーとは

無塩バターを煮詰めタンパク質と水分を取り除いた純粋な乳脂肪(オイル)で、バターオイルの一種です。アーユルヴェーダでは最強のオイルといわれております。

ギーは熱に強く、トランス脂肪酸に変化しない油として知られ、加熱調理に非常に向いている油なんです。

それに加え、ホルモンバランスを整えたり代謝機能を良くしたり、脂肪の分解、若返り、解毒作用、冷えなど効果効能が沢山あります。健康や妊娠体質を目指すなら、マーガリンやバターの代わり‥ではなくて積極的に摂りたいオイルでもあります^^ 消化もいいです。

保存期間

保存期間は約3ヶ月ぐらいですが、密閉して空気に触れない状態であれば数年は保存できます。ココナッツオイルに次ぐ万能オイルですね。

ですが、注意点が2つあります。

1. 水素化植物油から作られる“植物油由来のギー”は動物由来のギーより安価ですが、トランス脂肪酸が含まれています。ギーにトランス脂肪酸が含まれていたら、植物油由来を疑ってください。

2.ギーと蜂蜜を一緒に摂ると、体内で消化されない毒性に変化してしまいます。蜂蜜と一緒に摂取しないでください。

今は日本でも手に入ります。
ギー

添加物とかには気をつけて選んでくださいね。

ちなみに私が使っているギーは下記です。
発酵ギー, 牧草飼育&オーガニック

世界初の牧草飼育&オーガニック認定発酵ギー。非GMOs、追加塩、防腐剤、トランス脂肪なし。高品質で安心だし、アメリカから直で買うので安いです。

発酵なしのギーもあります。若干お値段も安くなりますが、発酵させた方が美味しそうだし栄養も増しそうなイメージがあったので、私は発酵ありを買っています。

ムニエル、パスタ、卵料理‥と使っていますが、めちゃくちゃ美味しいです。コクがでます。バターの香りがしっかりして、とってもいい匂いです( ´艸`*)♡ マーガリンを使っていた時とは全然ちがうわ~。料理が上手くなった感じ(笑)。

そのバターの香りをイメージしてパンに塗って食べたところ、「・・・・・」でした。何ていえばいいのか、なんかバターっぽくないような?? クセのある味‥というのか。パンにはココナッツオイルが美味しいかな。(※あくまで個人の感想です^^;)

ちなみにココナッツオイルもこちらのショップで買っています。
オーガニック・ココナッツオイル、エクストラヴァージン

認定オーガニック、エクストラバージン、コールドプレス(圧搾法)、未精製・未漂白・非遺伝子組み換えのココナッツでヘキサン不使用。

よかったらクーポン(紹介コード)ありますので使ってください。
「NTT840」です。5%割引されます。新規、リピート購入どちら様もOK。

※上記で紹介したギーもそうですが、
容器はBPAフリー(人体に有害なBPAビスフェノールAを含まない)の素材です。



 ギーの作り方

手作りするわ! という方。
簡単ですのでチャレンジしてみてください。

【材料】

・無塩バター 400g
(グラスフェッドバターが良いですが、乳タンパクや乳糖を除去することで有害物質も除去できるので一般的に買える普通のバターでもOK。)

【作り方】

1、バターを鍋に入れ、弱火でじっくり溶かす。(触らないこと)

2、しばらくすると白い泡が出てきますがそのまま煮詰め続ける。(この泡には薬用成分が含まれているので捨てないでください。混ぜると濁ってしまうので、白い泡が浮いてきても混ぜないようにする。)

3、20~30分ほどで水分が抜けきり、再び泡が細かくなる。
鍋を傾けてみて、澄んだ液体が見えたらOK。(鍋の底で茶色く焦げたものが乳タンパク質や不純物のカスです。) ポップコーンのような甘い香りがしてきたら火を止める。

4、キッチンペーパーを敷いたザルで濾せば、黄金色のギーの完成。液体が濃い黄色またはキツネ色なら成功です。

もし白っぽく濁ってしまっても、バターなので全然食べれます。美味しくいただいてくださいね。

保管方法

保管方法は、冷蔵庫に入れるか、涼しい場所に。約1ヵ月ぐらい保存可能。
温かい季節は液体のままですが、気温が低い時期は固まります。固まっていても品質には問題ありません。

 

最後に

この機会に“油”の見直しをしてみてはどうでしょうか。

オリーブオイルですが、日本にあるエキストラバージンは半分以上が偽物といわれていますので注意したいものです。。

選ぶポイントとしては、
・遮光性のボトルに入ったもの
・オーガニック認証マークの有無
・受賞歴のあるオイル
・酸度が0.8%以下である(英語表記は acidやacidity)
・価格を見る(安価なものは偽物と思ってよい)

これだけのチェックで偽物を回避できる確率はかなり高くなります。

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