レンチンは私の生活の中では必要不可欠!?と言っていいほど、日常でいつもチンしているので、レンジを使うことによって“老ける”なんて言われたら どうしていいのやら(ノД`)・゜・。
温めたり、調理する時などにレンジを使うと、栄養が破壊してしまうとは耳にしたことがあります。(壊れてしまう栄養素もあるというコトで、全部の栄養素が壊れるわけではないようです)
でも、体に良くない添加物も破壊してくれるので、レンジを使わないで生活している人より レンジを使っている人の方が長生きしているというデーターもあると聞きました。
なので今まで、悪いものも破壊してくれる、という方だけに目を向けて レンチンをしていました(笑)。
話がちょっと逸れてしまいましたが、今回は「レンチンすると、老ける物質が食べ物の中に発生する」という事について見ていきたいと思います。
レンジでチンする度に老ける!?
549食品のAGE含有量について、アメリカのマウントサイナイ医科大学の研究者が調べたものでは、豚肉を7分炒めた時のAGE発生量は100g当たり4752kU(キロユニット)であったのに対して、電子レンジは3分間で9023kU発生したと報告されています。
で、AGEって何なの?という話ですが、
AGEというのが老ける物質のことです。タンパク質が糖と結びついて劣化する反応(糖化)によってAGEは生まれてきます。
体内にこのAGEが蓄積されると血管が老化し、肌の弾力が衰え、たるみやシワ、しみを作り、動脈硬化や認知症の要因の一つになるというワケです。
こんがりした焼き色や焦げがよくない、なんて話も聞いたことがあるかもしれませんが、電子レンジ調理の場合はこの焼き色がついてなくてもAGEが増えてしまうというコトがわかってきたそうです。
しかも、1度焼くなどして調理した食品(AGE)を温め直すと、更にAGEは増加するそうです。
電子レンジ調理は「AGE(糖化)」に加え「酸化」も…!
そして、、、レンチンは「AGE(糖化)」を生み出すだけではありませんでした。脂質の劣化も進めてしまうとのこと。すなわち、「酸化」を進めてしまうのです。
AGE(糖化)に酸化。。。
どちらも老ける要因の代表選手ですね;
ただ、どの食べ物でも大量にAGEが発生し、脂質が酸化し劣化が進むわけではないようです。
「電子レンジの電磁波は、食品中の油分・水分に集中しやすい」と、東京大学名誉教授の加藤氏は話していますが、そのことから避けたい食品というのは、調理済の魚や肉となります。焼く・煮る・揚げたものを電子レンジで再加熱するのは 特に 止めておきたいものです。
揚げ物の温め直しなんて、最高にダメでしょうね;
カレーやシチューも油分が多いので電子レンジでのチンはNGでしょう。
う~ん、、困ったな、明日のお昼ご飯は冷凍しておいたシチューをチンして食べようと思ってたのに。鍋でコトコト温め直すなんてメンドくさいなぁ。洗い物増えるし‥ブツブツ
もう~、電子レンジってダメダメじゃん(>_<)。
って思われてしまいそうなので、メリットもひとつ、ふたつ挙げておきます(笑)。
ひとつは、冒頭にも書きましたが、添加物の毒素を破壊してくれること。栄養も破壊するなら毒素も破壊します‥。
ふたつめは、ビタミンが流れ出ないということ。
なので、豊富なビタミンが含有されている葉物やブロッコリーなどの野菜類の調理には電子レンジはうってつけとなります。
AGEは、肉や魚、植物油、バターなどに多く含まれていますが、あらゆる食べ物にも含まれているものです。
ですが、野菜、果物、穀類、豆類、卵などはAGE含有量が少ない食べ物になります。
あともう少し何か食べたい、なんて時にはインスタント食品やファストフードではなく、これらのAGE含有量が少ない食べ物を意識して摂るのが老け対策には良いかなと思います。