白髪の原因は生える場所によって違うんです

白髪の原因は生える場所によって違うんです

そもそも白髪ってなぜ生えてくるんでしょう。

まず、

髪の毛の黒い色というのは、メラニンによって作られている色素なんです。
髪の毛を作っている細胞が正常に働けば髪の毛が伸びるときにメラニンが合成されますので、髪の色は黒くなります。

ところが、細胞が正常に働かなくなってしまうと、メラニンが合成されなくなって白髪が生えるようになるんです。

加齢によって白髪が増えるのはもちろんですが、
それ以外のことが原因で白髪が生えることもあります。



最近白髪が増えてきたな…という方、
どのような場所に白髪が生えているか、ちょっと確認してみてください。

どの場所に生えていましたか?

全体的に白髪があるわ~という場合は、加齢が原因と考えられます。

いや、部分的に生えてる‥という方、

頭頂部やこめかみなど、ある特定の場所にまとまって生えている場合は、
内臓の病気や不調からきていたり、ストレスが原因だったりすることがあるんです。

では、もう少し細かく見てみましょう。

白髪が生える場所と原因

頭頂部:胃の病気や不調
左頭頂部:肝臓の病気や不調
右頭頂部:腎臓の病気や不調(むくみやすい人もここに白髪が生えます)
つむじ:心臓や肺の病気や不調
前頭部:肛門の病気や不調(便秘や痔になりやすい人)
額やこめかみ:眼精疲労
耳の回り:歯の病気や不調(歯槽膿漏や歯肉炎など)
後頭部:生理不順や不妊、精力減退

上記のように、生える場所によって体の内側の不調がわかるというわけです。

その場所に白髪がまとまって生えているからといって、必ずしもそこが悪いとは限りませんが、
心当たりのある人は病院を受診してみるのも良いかもしれません。

原因を排除出来れば、また黒い髪の毛が生えてくるようになります。

分け目は白髪になりやすい?

髪の毛の分け目に白髪が生えるという人も多いですよね。
これは、いつも同じ場所で分けていることによって紫外線ダメージや、触る刺激などを強く受けている証拠です。

紫外線は、メラニンを作る工場であるメラノサイトを破壊してしまうこともあるんですね。
メラノサイトが破壊されると、メラニンの生成がストップし髪の毛に色をつけられなくなります。

いつも同じ場所で分けている人は、分け目をこまめに変えると良いですね。

また、同じ場所で分けていると、その部分ばかりを触ってしまいますよね。
刺激によって、紫外線ダメージを受けたときと同様なことが起こっているんです。

 

日常の生活習慣によっても、白髪が増えてしまうこともあります。
白髪の生えている場所と原因に心当たりがあって、対策が可能な場合は、
白髪予防のためにすぐその対策を始めてくださいね。



 

白髪を抜くと増えるって迷信だと思う?

白髪抜くと増えるというのはウソなのかホントなのか?
よく、白髪を抜くと増えるから抜いちゃダメ!とかって言われますよね。

以前から実しやかに囁かれていることですが、白髪抜くと増えるというのは
・・・迷信です。

抜いたからといって、白髪が増えることはありません。
医学的にも何の根拠もないこととされています。



ではなぜ、白髪は抜くと増えると言われているのでしょうか。

白髪って黒髪の中に一本あるだけでも目立ちますよね。
そのため、抜いた白髪が生えてきたとき、再び現れた白い髪がとても目立ってしまい、
増えたように感じてしまうのです。

生えたての白髪は、ピンと立ってしまうことが多く目をひきやすいんですよね。
気にしていることに目がいくという、、、人間の心理と相まって、
抜くと白髪が増えたように感じてしまうのです。

 

一本だけ生えている白髪はどうすればいい?
白髪を抜いても増えないのであれば、抜けばいいじゃない!と思う人もいるかもしれません。

が、

それは正しい方法ではありません。

確かに、髪の分け目や頭頂部に一本白髪があると、とても目立ちますし気になります。

そんな白髪を見つけたときは、抜くのではなく根本からハサミでカットするようにします。

髪の毛の生えている毛穴からは、複数の髪の毛が生えています。
そのため、白髪が生えるたびに抜いていると、毛根にダメージを与え続けることになるんです。

ダメージが蓄積されて毛根が働かなくなれば、白髪でない髪の毛まで生えてこなくなります。

健康な髪の毛まで失ってしまってはこれまた大変。
薄毛予防のためにも、白髪を抜くのはやめましょう。

分け目にだけ白髪がある場合は、分け目を変えるのも一つの方法ですよ。

それでも気になるときはどうすればいい?
短くカットしても、分け目を変えても気になる白髪があるときは、
白髪染めで黒く染めてしまうのが手っ取り早いかもしれません。

白髪の量が多いのであれば、いっそのこと染めてしまったほうが楽ちんです。

ただ、白髪の量が多くない場合、
白髪染めをすることによる髪の毛へのダメージが心配ですよね。

そんなときには、マスカラ式の白髪隠しで、黒く隠してしまいましよう。

ピンと立ってしまう白髪も、一本だけ黒髪に混じっている白髪も、
白髪隠しがあれば簡単に見えなくすることが出来ます。

手軽なので、髪の毛のセットが終わってからサッと使えます。
髪の毛や毛根へのダメージの心配もいりません。
一本持っていれば、長く使えますのでコスパも良いですからね。

白髪染め系は強烈な(有毒な)添加物がどっさり入っていますが、
コチラ←は少し控えめで、現在数本の白髪に愛用させてもらってます。
色落ちとかも雨で落ちることもなくGoodですョ。



 

白髪対策~予防する効果的な食べ物があった!

初めて白髪を見つけた衝撃は今でも忘れません。。。
これ以上増やしたくない(>_<)‥と、食生活を見直しました。
でもそれだけでは十分ではないんですよね。

 

白髪の予防は生活習慣の改善から

紫外線や摩擦などの外部刺激による白髪でない場合は、身体の内側から改善していくようにしなければいけません。

栄養状態が悪くなったり、睡眠不足になったりすると、細胞の働きが低下してしまうんですね。

体に入った栄養は、生命を維持することを優先して使われています。
そのため、肌や髪の毛などを作るための栄養は後回しになってしまうんです。

栄養が足りない状態で作られた髪の毛は、白髪になったり、細くなったり、最悪の場合生えてこなくなったりしてしまいます。
栄養バランスの取れた食生活と、十分な睡眠を心がけましょう。

人の細胞は、寝ている間に分泌される成長ホルモンにより成長したり、修復を行なったりしています。
成長ホルモンの分泌は、22時~2時がピークですので、この時間に質の良い睡眠がとれるようにしたいですね。

 

髪の毛は血の余りでできている

髪の毛は『血余』と昔から呼ばれているのをご存じですか?
名前の通り、髪の毛は私たちの血液の余ったものから作られています。

女性は毎月の生理によって体の血液が不足しやすいです。
貧血に悩む人も多いですよね。

白髪対策をするなら、鉄分が豊富な食べ物を選ぶようにしましょう。
肉や魚の赤身や貝類、ほうれん草などを積極的に食べると良いです。

鉄分は単体だと身体に吸収されにくいので、たんぱく質やビタミンと一緒に摂取するのがいいですよ。
そうすることで、鉄分の吸収率が良くなります。

白髪予防に効果のある栄養素と食べ物

昔から髪の毛には海藻類が良いと言われますよね。
これは、髪の毛の細胞とメラノサイトを活性化するヨードが含まれているからなんです。

昆布やひじき、ワカメ、ノリなど、海藻類を意識して摂るようにしてみてください。
イワシやサバ、ブリにもヨードが含まれています。

メラニン色素の素になるのが、チロシンです。
チロシンが不足すると、メラノサイトが活発でも色をつけることができなくなります。

チロシンを含む食べ物は、
牛乳やチーズなどの乳製品、バナナやアボカド、リンゴです。

メラニンを合成するためには、チロシナーゼという酵素の働きも必要なんですね。
チロシナーゼを多く合成するために、銅も積極的に摂りましょう。

銅はミネラルの一種で、大豆や納豆、ナッツ類、ゴボウやニンニク、エビ、カニに多く含まれています。

こういった白髪予防に効果的な食べ物を、日々の食事にバランス良く取り入れるようにしましょう。
ちなみに唐辛子などの香辛料だけは、髪の毛にはあまりいい効果はないので注意してくださいね。

頭皮マッサージもしてみてください。
頭皮の血行を良くすると血液循環が良くなり、頭皮の細胞が活性化されます。

 

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