イースターとは「復活祭」と日本語ではいいます。
復活節とも呼ばれています。
何が復活したのか!?というと、十字架上で死んだイエス・キリストです。
死んでしまってから3日目に復活されたという日なので、
キリスト教徒にとってはクリスマスと同様、最大の祝日になります。
日本ではまだ馴染みが浅いですが、徐々に人気が上がってきているようです。
今回は、
・「イースター」はいつ?
・イースターエッグの模様や色には意味がある
を、ご紹介したいと思います。
「イースター」はいつ?
イースターの日は、「春分の日の後の最初の満月から数えて最初の日曜日」です。
なので毎年 日にちは変わります。
2016年 3月27日
2017年 4月16日
2018年 4月1日
2019年 4月21日
2020年 4月12日
・
・
・
この「日曜日」というのは、
キリストが死んでから3日目に復活した日が日曜日だったからだそうです。
イースターと聞くと、個人的に“イースター島”が思い浮かんだのですが、
調べてみると、このイースター(復活祭)と関わりがあることにビックリ(゜.゜)。
1722年のイースターの日に、オランダ人のヤコブ・ロッゲフェーン(Jacob Roggeveen)が
初めてこの地を訪れモアイの島に到着したことを記念して「イースター島」と名付けたそうです。
正式名はパスクア島(Pascua)と呼び、イタリア語で復活祭(イースター)を意味するのだとか。
イースターエッグの模様や色には意味がある
クリスマスツリーといえばクリスマス。
イースターエッグといえばイースター。
「イースターエッグ」とは、
模様や色を塗ったりして飾り付けたゆで卵で、復活祭を祝うためのものです。
(現在ではプラスチックやチョコレートなどで作られた卵型のものが主流です。)
卵は生命の誕生を表しているといいます。
ヒヨコが卵の殻を破って出てくるように、キリストも死という殻を破って復活された
ということの象徴だそうです。
卵は、「イースターうさぎ(イースターバニー)」が運んできたとされています。
古代より、繁栄・多産のシンボルのウサギさん。
これもキリストの復活のたとえといわれています。
イースターエッグの模様や色には意味がある
宗教や国、地方などによって違いもありますが
イースターエッグの模様と色の意味をいくつかご紹介します。
赤は、太陽、希望、幸福、情熱。
青は、健康、空。
白は、誕生、清浄。
カラフルな卵の中でも赤色をよく目にします。
赤は、キリストが死んだ3日目に復活して神になったことが、
赤い卵くらいありえないと公邸が言ったことからイースターエッグ=赤い卵という説や、
赤はキリストの血であり、その血によって人類が救われるという説もあります。
イースターエッグの模様にも意味があります。
最古の模様は幾何学模様の卵といわれています。
太陽は、輪の模様として表現され「生命」「光」
太陽と星は「生命、成長、冨」
星は「イエス・キリスト」「魔除け」「厄除け」
木は「子孫繁栄」
麦の穂は「豊穣」
植物は「自然」「繁栄」
農耕器具… 土の恵み(鋤(すき)は結婚を意味する)
蛇… 永続性、復活、死からの蘇り、厄除け
魚… キリスト教のシンボル
カエル… 若さや美しさ、女性のシンボル
波… 富、永遠
卍模様は、光、太陽、火。
波線は、水。
四角は、継続性、安定。
最後に、、、
ちょっと意味を知ると、これからお店に並んでいるイースターエッグの模様や色を
チェックしてみたくなりますよね。
また、イースターやこの卵は 実は キリストの復活祭よりも昔からあるんです。
由来は、春の女神を祭るお祭りです。
ですので、
“春のお祭り” ということで、イースターエッグを飾ってみるのもいいですよね。
それでは、、、
ハッピーイースター!