不妊治療の“治療”以外で辛いといえば
「心」の状態ではないでしょうか。
高齢妊活をしていると、いろいろと
心の葛藤は出てくるものだと思います。
その「心模様」は様々であり、
それぞれの思いがあることでしょう。
治療面は医師に診てもらえばよいですが、
心のケアはどうしたらいいのでしょうか。
事実、高齢妊活中の方は、悶々としたものを
抱いていて、
誰にも話せない、、、
誰かに話したい、、、
という思いを持っている方が
多いかもしれません。
不妊や、不妊治療のツラさが分からない友だち
等に話しても、ムダな励ましを受けるだけで
心の癒しにはなりませんよね。
「打ち明けたらスッキリするのに‥」
という方の心のケア場所を
今回は紹介したいと思います。
*** ネットでブログや掲示板をみる ***
不妊治療で悩んでいる人は意外と多く、
ネットで検索すると数多くのブログを
見つけることができます。
同じ境遇のブログや書き込みを読むことで
ツラいのは自分だけじゃないということを知り、
元気をもらうことができます。
また、コメントや掲示板に自分の思いなどを
書き込めば、誰かが答えてくれて、
心のツラさを癒してくれます。
*** プロのカウンセラーに相談する ***
プロのカウンセリングを受けるということを
考えたことはあるでしょうか。
「心の病気になった人が受けるものでしょ?」
‥そんな風に思ってはいませんか?
病院にはカウンセラーがいる所もありますが、
どうせなら外部のカウンセリングを受けてみては
いかがでしょう。
外部でしたら、病院所属のカウンセラーには言えない
治療への不安や不満も話すことができます。
日本不妊カウンセリング学会というところに
現在、700名以上の不妊カウンセラーが登録されています。
ほとんどが病院所属ですが、
個人でカウンセリングをされている方もおられるので、
そういった方に相談してみるといいです。
“カウンセリング”というと、
大層な悩みを想像される方も多いと思いますが、
愚痴を言うだけでも全然かまわないんですよ。
実際にカウンセリングを受けていた方の話では、
泣きじゃくりながら話した日もあれば、
笑いながら世間話で終わる日もある、という事です。
カウンセラーは、患者の心に寄り添うことが基本なので、
「頑張って」とか「こうした方がいいんじゃない?」
などと指図するような事はありません。
本当に誰にも言えない話も聞いてくれますので、
辛い思いを抱えているのであれば、
一度試してみるのも良いかと思います。
でもやっぱり‥
いきなりのカウンセリングはちょっと、、、
という方は、
厚生労働省指定の不妊専門相談センターが
全国にあるので、そちらに電話をしてみるのも
いいかもしれませんね。
⇒ 「不妊専門相談センター」
高齢不妊の治療には、
やはり、心の状態も安定していた方良いので、
上記の場所を利用して、無理をせずに
吐き出したいコトは吐きだしてくださいね。