卵子がサビやすくなるのは、だいたい35才から。。。
といわれていますが、それは何故かといいますと、
そもそも卵子は、私たちが産まれた時にはすでに作られています。
ですので加齢の分、卵子は酸化していってしまうからです。
※酸化=サビ
高齢になると、その分長く酸化状態に卵子がいることになります。
卵子だけに限ったことではありません。加齢などにより細胞に
わたって人間の身体がサビてきます。そうなると様々な機能に
障害が出てくるというのは言うまでもありません。
このサビ(酸化)が、不妊症の大きな要因のひとつです。
身体の細胞がサビてしまうことにより、さまざまな身体機能が
低下していきます。
なんとも腹立たしいその名は活性酸素といいます。
もちろん生殖機能にもダメージを与えてきます。
過剰な活性酸素は、子宮内膜を悪い状態にしたり、卵巣などの
老化も早めます。(ホルモンバランスを乱します)
当然精子にも悪影響を与え、卵子、精子の質を低下させます。
不妊から妊娠するためには、活性酸素から身体機能を守らなければ
なりません。抗酸化対策を取り入れ、卵子や精子の質を上げて
妊娠する体質を目指しましょう。
ではまず、老化の原因といわれる活性酸素の発生源についてです。
活性酸素
食品添加物、農薬などの化学物質、紫外線、大気汚染、排気ガス、
薬、レントゲン、電磁波、激しいスポーツ・・・etc
普通に生活しているだけで、活性酸素は増えていくものです。
呼吸をするだけでも体内に取り込まれた酸素の2%が活性酸素に
なるそうです‥。1日何回ぐらい呼吸してるかなぁ(-_-;)
過度の糖分や脂質も活性酸素が発生してしまうので要注意です。
さて、、、
そんな活性酸素を除去してくれるものって何かといいますと、
それは、女性ホルモンです。
なんと活性酸素を除去してくれる抗酸化作用が、この女性ホルモン
(エストロゲン)にあるのです。
けれど、女性ホルモン(エストロゲン)の分泌量は、加齢とともに
減少していきます。さらに、活性酸素を処理する酵素(SOD,GPXなど)
の働きも低下し、十分に活性酸素を処理できなくなっていきます。
すると… 活性酸素が沢山発生していき、脳の細胞を傷つけ、
視床下部、脳下垂体におけるホルモン分泌などの機能を低下させます。
ホルモンバラスが崩れると、自律神経も・・・と悪循環されます。
活性酸素を除去するするためには
女性ホルモンをアップする。
そして、手軽にできる活性酸素対策としては、
亜鉛・セレンなどのミネラル、ビタミンC、Eを積極的に摂ること。
そしてもうひとつ忘れてはならないものはSODと呼ばれる酵素です。
加齢とともに減少してしまう活性酸素を処理する酵素です。
SODは、自律神経失調症の改善にも良いです◎
ちなみに私はコレから摂取しています。
(残留農薬、放射性物質、ダイオキシン、有害金属物質などの
排泄効果があるクロロフィルも含まれています。)
サプリメントで摂取する場合は気を付けて選んでくださいね。
上記にもありますが、添加物は活性酸素を発生させますので、
防止するために摂取してたつもりが、発生させていた・・・
なんてことにならないように!
抗酸化の食材
▼抗酸化力を持つ食べ物
茄子、大根、しいたけ、ねぎ、たまねぎ、赤ピーマン、黄ピーマン、
レンコン、トマト、グループフルーツ、みかん、オレンジ、
緑黄色野菜全般、緑茶、赤ワイン、ルイボスティーなど
▼抗酸化ビタミンC、E
「ビタミンC」小松菜、ほうれん草、ピーマン、、ブロッコリー、
「ビタミンC」レモン、キュウイフルーツ、いちごなど
「ビタミンE」アーモンド、ナッツ、アボガド、たらこ、筋子、
「ビタミンE」うなぎ、金目鯛、秋刀魚、さば、綿実油、コーン油など
運動
軽い運動も活性酸素対策には有効です。
ただし、ここでいう軽い運動とは、息が苦しくならない程度のものです。
おススメなのはウォーキング♪
逆に息切れしてしまう運動は、活性酸素が急激に増えてしまうので
注意してくださいね☆