着床後のおりものには変化がある?排卵後のオリモノは?

そろそろ着床した頃かなぁ
と、オリモノを気にしだす女性も多いかと思います。

そこで、着床後のオリモノについて、
そして、ついでに気になる方も多い排卵後のオリモノについてもお伝えしていきたいと思います。

 

着床後におりものに変化があるって本当?

着床後のおりものは、色であれば白く濁った感じになる、普段よりも黄色・クリーム色っぽくなる、
量に関してはおりものの量が増えた、逆に減った、
状態に関してはサラサラしたものに変わった、などの証言があります。

ですが実は
”着床後のおりものはこうなる”といった明確な基準はなく、
状態には大きな個人差があります。

着床出血を伴っている場合は、おりものに血が混じって薄っすらとピンク色になる、
茶色になるなどのケースもありますが、やはり個人差が大きいと言って良いでしょう。

 

そもそもオリモノって変化するものなの?

おりものの状態が変わりやすいタイミングにはいくつかあり、
基本的には生理周期に左右されています。

おりものの量がもっとも少ないのは生理中です。

生理中にもおりものが出ていることを意外に思う人もいることでしょう。
生理中の出血が多い時期には分泌が少ないこともあり存在を感じることがありませんが、
生理の終盤では残った出血と混じって分泌されています。

いわゆる生理が少し残っている状態の頃ですね。
生理後の卵胞期ではおりものの分泌が増えていき、もっともおりものの多い排卵期へ向かいます。

排卵期におりものが多い理由はホルモンバランスの関係もありますが、
受精をスムーズにおこなう補助の目的もあり、分泌が盛んになるのです。

排卵後は黄体期に入り、この頃にはおりものの量は少なくなります。

黄体期のおりものは色が濁ることも珍しくなく、
サラサラした状態よりは粘り気のある状態になる女性も少なくはないです。

このように、おりものは生理周期によってさまざまに状態を変えることがわかります。

 

■妊活中のおりもの
着床後のおりものの変化には大きな個人差があり、人それぞれであることを書きましたが、
普段のおりものとくらべて大きく違った状態になった場合は不安に思うことも多いでしょう。

そのような場合は、お世話になっている産婦人科の先生に相談することは恥ずかしいことではありませんので、小さなことでも不安があれば打ち明けてみてください。

また、お腹の痛みが長かったりおりものの色がピンク色・茶色など
出血が混じっていたりするなど、症状が長く続く場合は早めに産婦人科へ向かってください。

子宮外妊娠などの異所性妊娠の可能性や、婦人科系の疾患にかかっているケースもあります。

おりものや伴う痛みは女性の健康状態をあらわすサインでもあるので、
あまり軽視せずに見ていきましょう。

 

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