年齢敏感肌(加齢敏感肌)は他人事ではないですよ!?肌が不調と感じたら…

肌が不調なのは歳のせい?年齢敏感肌の原因とお手入れのしかたとは

「肌が乾燥しやすくなって、お手入れをしてもゴワゴワする」そんな風に感じたことはありませんか?若い頃はなんともなかったけれど、年齢を重ねてきたら乾燥肌になってしまうことも。

肌が荒れる、メイクのノリが悪い日が多くなってきたなんて方、それは「年齢敏感肌」かもしれません。

年齢敏感肌になる原因は、果たして老化だけなのか?原因と対処法について、詳しく知っておきましょう。

年齢敏感肌とはどんな状態?

まずは、「年齢敏感肌」とはどんな状態をさすのか、下記をチェックしてみてください。

・40代を超えて、年齢による肌悩みが増えた
・乾燥しやすく、保湿ケアをしてもうるおいを感じない
・季節の変わり目や体調を崩したときに、肌も不調になる
・メイクがのりにくいと感じる日が多い
・顔に赤みやかゆみを感じるときがある

年齢による肌の変化とともに、敏感肌とも思われる症状があらわれていないかをチェックします。これらの項目が当てはまる方は、年齢による敏感肌を抱えている方。または、敏感肌予備軍かもしれません。

敏感肌は放っておけば、ますます肌の老化を進ませてしまうことも。シミやシワが目立ちやすくなり、肌がくすむなど、見た目にも大きな影響を与えるようになります。

なぜ加齢で敏感肌になってしまうのか?

敏感肌の大きな特徴は、肌が乾燥することによるトラブルが増えること。若い頃は健康肌でも、加齢によって肌の状態が悪化してしまうことも。その原因には下記のものがあります。

  • 肌に紫外線ダメージが蓄積されている
  • 肌にうるおいやハリをもたらす成分を生成する細胞の老化
  • 健康な肌に生まれ変わるターンオーバーの周期が乱れる

 

長年、少しずつ浴び続けた紫外線による蓄積ダメージにより、肌のバリア機能はどんどん弱まるように。。。乾燥した外気や埃、外的ダメージにも弱くなり、ますます敏感になっていくでしょう。

肌をみずみずしく保つための成分を生み出す細胞も老化し、肌機能もますます弱まるように。。。

肌は一定の周期で新しいものに生まれ変わりますが、年齢を重ねるほどに周期は遅くなり、古い角質が肌のうえに居座るようになります。古い角質によって肌質がゴワゴワするようになり、肌の明るさも失われてしまいます。

いったんトラブルが出始めると、同じ状態を繰り返してしまうか、悪化してしまうかと、なかなか回復できない状態に陥ってしまうこともあります。

早期に対策をおこない、健康な肌を取り戻す必要がありますね。

年齢敏感肌のお手入れの仕方

原因が加齢によるものだとしても、決して解消できないわけではありません。正しいお手入れを実践し、敏感な肌を自身の手で守ってあげましょう。

紫外線対策

紫外線ダメージを負わないように、日焼け止めは1年中、毎日使用すること。曇りの日でも冬でも、外出しない日にも徹底するようにしてください。

外出時には日傘や帽子なども活用し、しっかりと対策をおこないましょう。

クレンジングと洗顔

クレンジングや洗顔を過度におこなうと、保湿力を失う原因に。長時間のクレンジングやゴシゴシ洗い、熱いお湯によるすすぎ洗いを見直してください。

肌にとって摩擦は、強い刺激になるもの。タオルオフもこすらず、肌にポンポンと置きながら、水分を吸着させるようにしましょう。

スキンケア

化粧水を優しくなじませたら、乳液やクリームで油分を足してあげてください。年齢を重ねた肌には、良質な皮脂が少ないことも。油分を足すことで肌のバリア機能も高まり、外的刺激にも負けにくくなります。

成分によっては、敏感肌に刺激となるものもあります。防腐剤やアルコール、着色料や香料などの余計なものが入っていない、シンプルな無添加化粧品で肌を守りながらケアするようにしてみましょう。

年齢が気になる肌にとっても、敏感肌にとっても、大切なのは「保湿」です。肌を乾燥させないケアをしつつ、刺激のないスキンケアで肌を守ってください。

 

敏感肌にも優しいスペシャルケアとは?

通常のお手入れでも満足できないときには、スペシャルケアも試してみてください。

肌がゴワゴワするときには、ターンオーバーによる周期が乱れているサインかもしれません。ゴマージュや酵素配合の洗顔料などで角質を優しくオフし、老廃物を優しく取り除いてください。スキンケアによる保湿作用が感じやすくなり、保湿力もアップするでしょう。

ただし、肌のバリア機能を高める皮脂や保湿成分も洗い流されてしまうこともあるため、いつもより保湿ケアはしっかりとすることをお忘れなく。手のひらで顔を優しく包みながら、そっと温めるようにして、スキンケア用品を丁寧になじませてくださいね。

 

まとめ

年齢だからと諦めず、年齢に応じたお手入れの方法を覚えておいてください。紫外線対策を怠らず、無添加化粧品で優しくケアすること。肌の状態をチェックし、ゴワついたらスペシャルケアで対処しましょう。

毎日積み重ねれば、少しの不調でもゆるがない、健康的な肌をキープすることができます。

丁寧なケアで、年齢敏感肌を解消させていきましょう。

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